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レプリカな未来  作者: 猫
2/10

変態商店街!

今回は短めかな?前より面白くないかも。

でも、読みやすくはなったと思う(*Φ∀Φ)

未来人「早く迎えに行かないと刑務所行きだ!すぐに行くぞ!準備しろ!」


長老と未来人は近くの交番に行った。

すると、そこには立派な警官の服を着たクリオネが立っていた。


警察「君が通報してくれたから犯人を捕まえることができた。今回だけは多めに見てやるよ。」

我々はクリオネを引き取り3人で長老の自宅向かう。


クリオネ「ぶはー!!服なんて着てられるかー!!!」 服を破り全裸で商店街を走るクリオネ。


クリオネは八百屋のスイカが全て割られて商店街の人が集まっているのを見つけた。

これを見たクリオネは事件の臭いを感じて通報した。またこのパターンだ。


長老&未来人「こいつ...............!」


警察「スイカが全部割られたんですって??ん?お前なんで服着てないんだよ!!さっきあげただろうが!!」


クリオネ「刑事さん、クリオネって知ってます?私ハダカカメガイっていうクリオネが大好きでしてね、こうなりたい!って思ってたんです。」


警察「話は署で聞こう。あと私は刑事じゃない!」


クリオネは連行された。


今、この現場には八百屋さんを含めて5人の容疑者がいる。


1人目は、キャラクターショップの店員さんだ。若い女性でいつもキキララの人形を持ち歩いている。大のキキララ好きだ。


2人目は、ペットショップの主人だ。この人はいい歳してうさぎの耳のついたカチューシャをつけている。そして、セーラー服を着ている、いわゆる変態だ。


3人目は、中華料理屋のシェフ。いつもモゴモゴ言ってて何を言っているのか分からない。


4人目は、本屋の店長のエリフさん。いつも聖書を持ち歩いている。


そして、5人目は八百屋さん。


長老「あなた達は誰かが割っているのを見ましたか?」


キキララ店員「割られたのっていつなの?それすら分からなかったら捜査なんて出来ないと思うの。」


割られたのは長老がコンビニに行くために家を出たころだった。八百屋さんが話しだす。


八百屋「夏の目玉商品のスイカが割られたら、もうやっていけねぇや。こんちくしょうめ!だいたい俺が何をしたってんだ!ちょいと目ぇ離してる隙によぉ!」


長老「なんで目を離してたんですか?」


八百屋「知ってるか?最近村上製菓が倒産したんだってよ!そのニュース見てたのさ。でよ、見てたら銃声が聞こえて来たんだ。それで外に出てみたらこのありさまよ!」


未来人「帰るぞ長老。このままだと厄介だ」


八百屋「なんだい、お前さんら助けてくれるんじゃねえのかい?」


未来人「なぜ私達があなたを助けなきゃいけないんだ」


八百屋「長老さんが探偵みたいなこと始めてくれたからだよ!」


中華料理屋のシェフが間に入る。


中華シェフ「もご、もごご、もご、もごもご。もごご!!」


うさぎ主人「長老さん、私からもお願いします!八百屋さんを助けて!だそうです。」


長老「変態同士言葉が通じるんですね。分かりました。いいでしょう。推理を始めます。」


刑事到着。殺人でもないのに刑事到着。


刑事「いやいや、これは長老さん。先ほどは疑ってしまって失礼失礼。」


長老「そのお詫びをしろというわけではありませんが、私に推理させてくれませんか?」


刑事「どうぞどうぞ。でも犯人が分かったら、ちゃんと教えてくださいよ?」


長老は推理を始めた。割られたのはついさっきだ。しかも店主は銃声を聞いたという。

容疑者はキキララ、中華シェフ、うさぎ主人、エリフ。この中で銃声が出せるのは.......。


長老「分かりました。犯人はあなただ!」


長老が指をさしたのはエリフだった。エリフは否定した。


長老「その聖書で割ったんでしょう?そして聖書を叩きつける音が銃声に聞こえたと、そんなところでしょう。」


キキララ店員「エリフさんはそのころ私の店に遊びに来てましたよ?」


長老「知ってるよ?今のは冗談!!本当の犯人はあなただ!!キキララ店員!」


キキララ店員「え!?今アリバイの話したじゃん!!何言っているの意味わからないんですけどー!」


長老「あなたの持っている人形。それは爆弾だ。それで割ったんでしょ?エリフさん、キキララさんが席を外したことは?」


エリフ「ええ、トイレに行くと10分くらい」


長老「その時、人形は持って行っていましたか?」


エリフ「は!!確かに持っていた!犯人はキキララか!」


キキララ店員「ふふふ、これが爆弾だとよく分かったわね。」


長老「そんなもん見れば分かるさ、片方に爆弾と書いてある」


キキララ店員「間違えないように書いておいたの。うふふ♪」


長老「犯人はお前だな!」


キキララ店員「爆弾から銃声はしないわ」


長老「じゃあ誰が犯人なんだぁああ!!」


刑事「みなさん、銃を所持していないか身体検査させてもらいますね。怪しいと思う順に行きます。」


最初はうさぎ主人。ポケットからパンツが出てきた。反対のポケットからはトマトが出てきた。


キキララ店員「それ!私の下着!!」


八百屋「ありゃ!商品のトマトが減ってる!!」


うさぎ主人は連れて行かれた。罪は2つだそうだ。


次は中華シェフ。ポケットからパンツが出てきた。反対のポケットからも出てきた。


八百屋「それ!俺のパンツだ!!」


エリフ「それ!僕のパンツだ!!」


中華シェフはモゴモゴ言いながら連れて行かれた。罪は1つだそうだ。


次はエリフ。ポケットから聖書が出てきた。反対のポケットからも聖書が出てきた。


長老「えっ」


刑事「そんなに持ってて意味あるのか?まあ、犯人ではなさそうだからいいが。」


次はキキララ店員。と思ったがなぜか刑事はこわい顔をして手を止める。


長老「どうした刑事さん!早くやれよ!」


刑事「お、、、お、」


長老「(っ・д・)≡⊃)3゜)∵」


刑事「女の子に触ったことないんだよぉ........。」


長老「........................。」


刑事「だから次!長老!」


長老のカバンから銃が見つかる。


刑事「これは、幽霊が持たせたんだよね。」


未来人「そうだ。」


刑事「迷宮入りかぁ。」


長老「そうでもないぞ?まだ刑事さんを調べてない。」


刑事のポケットから拳銃が出てきた。


長老「こいつが犯人で決まりだな!」


刑事「そうか!俺が犯人だったのか!!」


刑事は走ってどこかへ行ってしまった。


未来人「あいつバカなんだね」


こうして、スイカ割り犯は明らかになった。

が、商店街が失ったものは大きかった。


長老「よし!帰るか!」


未来人「いや、クリオネを助けに行くぞ。」


長老「忘れてた。もういいやん。」


未来人「いや、あいつがいないと無料でローマまで行けないぞ!」


長老「え!?あいつがいるとローマまで無料なの!?」


次回、クリオネ危うし!!

感想待ってるねー!(*Φ∀Φ)

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