星師─大輪の花─

"星を持って闇を祓い、世に光を導く者たち"

──星導師と呼ばれる異能者がいる。
体のどこかに『星』を持ち、闇と戦う運命を担って生まれた者たちだ。

その一人、右手に星を持って生まれた少年、蒼路（そうろ）。
ふだんはごくふつうの高校生である彼は、星の力をもってさまざまな任務をこなす日々を送っている。ゆくゆくは主となる幼馴染の深紅（みこう）や、友人の遙（はるか）とともに、時に衝突し、時に理解して助けあいながら絆をはぐくんでゆく蒼路。
だが高校の文化祭が近づいてきたある日、ひとつの事件が勃発する──。

妖怪に霊、悪魔といった『魔物』を相手に日々奮闘する、まっすぐで純粋な星導師・蒼路の、成長と冒険（それからちょっぴりの恋）の物語。


※前作から引き続く、シリーズものとなります。
これだけを読むと不可解な部分も多いかもしれませんので、ご了承頂ければ幸いです。
※改稿予定のためいったん更新停止中。