Episode:終戦(助太刀)
「あー、いよいよか」「そうね、いよいよだわ」「はい、いよいよです」「そうだ!いよいよだ」彼らが立つ少し後ろに一隻の船が現れた。
「Qクロウさん、そんなに慌てなくても間に合うんだから、ほーら、間に合ったじゃない。皆さんお待たせしました」と船内からみんなの元へ康美がジャンプしてきた。
「康美さん、先輩たちを待たせるんじゃないわよ」
「そうだぜ、来るんならもっと前にこいよなー」
「でも、また会えてよかったです」
「信じてたよ、お帰り! そんで博士もいるんですよね」と成神が問いかけると、船内から一人の男性がジャンプしてきた。
それをそれを見た、四人は口を揃えて「誰?!」と50代の男を不思議そうに見て言った。
その男は「詳しい話は、後じゃ・・後だ!、さぁ、みんな続けーっ」と言うとあたりは急に騒々しくなり、次々に戦艦が現れだした。
「銀河破壊砲、エネルギー充填120%!いつでも・・・」
「なんだあの戦艦どもは、どこから湧いた?」
「現れた戦艦、地球のものと酷似しています、出現艦隊いずれもエネルギー収縮を確認、強大です、その数5万、いえ10万・・まだ増えます」
「こちら平和連合艦隊2030全艦到着、こちら2100全艦攻撃態勢。2070艦隊いつでも行けます、20・・ ・・・」
「デニーゼよ、あれは、敵か味方か?」
「ギール提督、よく見てください、地球の、いえ弐本の艦隊と瓜二つですよ、あれはきっと味方です」
「2030年艦隊から2140年艦隊までの半数20万隻、揃いました!」
「宇宙連邦軍、退却しろ!、全艦隊、宇宙連邦議会のグレムート星に撤退、全艦ワープせよ」と逃げ去っていき、残ったのは半数ほどになったドルメー星艦隊、ミレット星艦隊、それにこの戦いの指揮命令に疑問を持ち戦いに加わらず待機していたグラーム星艦隊だった。
そこにまた突然オートニアーズ星が「オートニアース星指定位置に固定」と宣言しなら現れ、ついには3つの地球が揃い平和座ポジションを形成した。
一方、グレムート星でもやはり、平和連合艦隊の2030年艦隊から2140年艦隊までの半数20万隻がぐるりと取り囲んでした。
そこへワープして逃げ帰った宇宙連邦軍艦隊は逃げ場を失い、それぞれの星にチリジリに戻るしかなかった。
「こちらアントール、いま、宇宙連邦の閣僚たちを拘束したところだ、いろいろ悪さをしているようだから議会で裁判にかけてやりますよ、証拠はばっちり集めてあります、正義の名のもとに力を貸してくれた彼らと一緒にね」と言うアントールに平和連合艦隊は、宇宙連邦の解体を条件にこの戦いを終戦とした。
そして、各年代の平和連合艦隊は、指揮艦艇を残しそれぞれの時代へと戻っていった。
「おいおいおーーい、少しづつ、年取ってる俺がいるじゃねーかっ、元気してるか」
「なんでまた、うるさい脳筋の榊がうじゃうじゃいるのよー」
「未来の私、こんにちは、でも博士?でいいんですよね、博士、出会っちゃって問題ないのですか?」
「あぁ、問題はない、あれは迷信じゃった・・だった」
成神は「タルト、Qクロウ、ご苦労だったな、それに大人になったよな」と言うとタルトが「僕は最初は3時間しか時間を超えられなかったけど、今は6年超えられるようになったよ」というとQクロウも「私は8年戻れるようになりました、でももっとすごいのは、康美さんと博士です」とQクロウは成神たちに伝えた。
「康美、あんたもスイッチ押せたんだね」と神原が聞くと、康美は「ええ、赤のスイッチを押しました ”タイムエンペラー” です、現状の能力のまま、好きな年齢に固定する力です、相手を赤ちゃんにだって出来ますよ!」
「ほー、だから博士があんなによー」とまじまじと榊は博士を見ている。
すると康美が「でもきっと、博士のは、突戦変異スキルかもしれません、なんでも博士は青いスイッチだったと言いました、スキルも ”不老不死” なんです。自分にも相手にもかけられるそうです」
「それもどうかと思うぜー、生きるっツウのもつれーときもあるからよ~」
成神はみんなに「みんな、いろいろありがとう。この戦いに勝利できたのも、みんなの努力の結果だから、あきらめない気持ちだから、本当にありがとう、一息入れたら、みんなの話を聞かせてください」
「そうだな、戦士には休息っちゅうもんが、必要だぜー」
「それと、シャワーとおいしい食事ね」
「甘いケーキも食べたくなった」
「それじゃ、一息入れよう」




