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神様!お願いします!  作者: ハロ
四章 天国と地獄
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最終話 神様!異世界の神様と会います!

ブルペンブルグに領地を貰い、僕が管理する事となる。開拓も進み、住み良い土地になったと思う。


そんなある日、夢を見た。


真っ白な空間。

何も無い。いや、ログハウスがある。そう、ここは異世界の神様の作った場所だ。


ログハウスの目の前に立つ。

すると、扉が開くのだ。チリンチリンと音を立て、僕は中に入る。


「ようこそ!ハオ!」


「初めまして、異世界の神様」


「そう畏まるな!僕との仲じゃないか!」


「知りませんよ」


「嘘!?マジ!?覚えてないの!!」


「おいおい!異世界の神よ。これはどういう事だい?」


「あ、ご無沙汰しております」


「うんうん!久しぶりだね!」


地球の神様はニッコリと微笑んだ。

それを羨ましいそうに眺める異世界の神様。


「でも、ちょっと可哀想だね。ほら、精神崩壊を魔法で止めてくれたのは、彼だよ。んーーと、彼女にして欲しいんだったかな?」


「おいおい!地球の神よ!それは内緒にしておくれ!」


「そうだったんですか。その節はありがとうございました。お陰様で助かりました」


「ああああ!最高だよ!地球の神よ!ちょっとトイレに行っていいかい?」


「………汚すなよ?あ、ここは君の家だから、僕が言うのは失礼だね。ごゆっくりと」


異世界の神様はそそくさと行ってしまった。


「あの!」


「何だい?」


「ありがとうございました!」


「何が、だい?」


「ここに転移させて貰った事です。僕は幸せになりました。全部吹っ切れたので」


「そうか!それは良かった」


「これで良かったのかと思いますが、まぁ、これが良かったのだと思います」


「そうか。

所で、宇宙の理も解いたんだって?」


「ああ、ここですね」


「何故そう思う?」


「白だからです」


「もっと詳しく」


「三原色って知っておられますか?」


「えーと、色の三原色ね。イエロー、シアン、マゼンタだ」


※イエロー=黄色 シアン=青色 マゼンタ=赤色


「黒は作れます。が、白は作れません。黒っぽい色にはならないので、ブラックを足す場合もありますが」


※三色を配合すれば限りなく黒に近い色を作れる。紺色っぽい黒。

白色だけば、どの色を足しても作れない。


「是非、もっと詳しく教えて欲しいね」


「黒は作れるが、白は作れない。だから、宇宙の始まりは白だった。何も無い訳ではない。空気は存在した。各箇所で静電気が帯びる。地球で言うとサイクロンや台風の様に。それぞれが爆発を起こして、チリが出来る。それが沢山集まり、黒く見える様になった。次第に蓄積は、大きくなり、過去最大まで膨れ上がる。そして、爆発したのがビッグバンですかね」


地球の神様と異世界の神様がうんうん頷く。


「素晴らしいよ!僕達がそこにたどり着いたのが1億年だからね!たった40年で大したものだよ!」


「ならば褒美を下さい」


「ふむ。いいだろう」


「地球へ戻してくれませんか」


「………それが君の答えか?ここでは幸せではないのかい?それを捨てて戻るとは、気でも狂った?」


「いえ、今までありがとうございました。ようやく立ち直る事が出来たのです。ここでの生活は楽しかった。でも、ここは偽りの場所」


「はぁ、バレてしまったか」


「神様にそんな力はありませんよね。それに気が付いたのは、最近ですから」


「本当に大丈夫なのかい?」


「ええ、お陰様で。沼に沈み、ずっと眠ってました。そして、目が覚めたのです。この物語には本当に心の支えになりました。僕は生きる希望を無くしてましたから。

やりたい事が見つかり、それが楽しくて仕方ないのです。小説を書き、イラストを描く。

勿論、この物語がなければ僕は死んでいましたよ。そして、もう1つの物語にも支えられましたけどね」


「そうか」


「ここが夢の中だという事に」


「それしか僕には方法が無いからね」


「頭の中に流れる映像をパズルをはめる作業は、とても楽しかったです。でも、もう大丈夫。僕には必要ありません」


「ならば、止めはしない」


「半年間ありがとうございました!神様!」


「うん。僕からも礼を言うよ。楽しかった。ありがとう」


「最後にお名前を聞いても?」


「     」


「素敵なお名前ですね」


「ああ、また来るといい」


「その時はお願いします!」





そして、僕は目が覚めた。

6月20日。調停離婚の第2回目だ。


午前中、仕事に行き、午後から休みを取る。

僕はこれからは逃げない。例え子供を引き取る事が叶わなくても。

63話から、話が急展開になり申し訳なく思ってました。

しかし、ノクターンの話を書いてて、それに気持ちを全て持っていかれ、どうしようもない状態に陥るのです。

そこで、どちらも終わらせる。今後は2作同時に書かないと決めました。


その後、久しぶりにイラストを描いたら面白くて仕方がない!

2つの話とイラストのお陰で、精神的に病んでいたのを克服する事が出来ました。


さて、この作品ですが、コンセプトは現実逃避です。

そして、その先には逃げる場所は無い。自分とその現実を受け入れるのが大事で、それと向き合い生きて行く。


予告

次回作品はホラーです。

まぁ、閲覧は向こうが先になるでしょうが。


苦手な作品ばかり書いていて、ようやく得意なホラーが書けます。季節柄ですねぇ。やはり夏=ホラー。12月に書いてもね。


最後に

調停離婚はまだまだ続くだろうと思ってます。

来年には終わればいいかな。離婚が成立して、ようやく僕の人生はリスタートするのですから。


最後まで閲覧して頂き、誠に感謝致します。

ありがとうございました。


2017年6月30日 ハロ

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