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神様!お願いします!  作者: ハロ
三章 生きるか死ぬか
27/80

26話 神様!異世界で初デートです!前編

少しだけ話が短目です。

文章力無いなぁと実感させられますね。

あー、ドキドキするな!

僕は緊張していた。この間、買って貰った服を着ている。流石にあの帽子は被っていないが・・・。


10年ぶりだ。

女の子をデートに誘うのは。マチルダ様に休暇を頂いたのだ。これを有効活用しない手はない。親睦も兼ねてね。


コンコン。


「ハオです。宜しいですか?」


「ひゃあ!?待って!?何でハオが!?ちょっと待ちなさいよね!」


10分が経過した。

一体何をしていたのだ?もしかして、部屋の片付けでもしていたのか?この待たされる間、心臓がバクバクして久しぶりの高揚に僕は戸惑っている。


「ど、どうぞ!」


「失礼します」


部屋に入るのは、お姫様抱っこ以来だ。

辺りを見渡すと、流石、女の子の部屋だなぁと思う。可愛いウサギの縫いぐるみが置かれ、花瓶には花が咲いていた。


日本では見た事無い花だなぁ。でも、香りも良く美しい。花弁が二層の色になっている。右側が紫、左側が黄色。やはりここが異世界なんだと思ってしまう。


「あんまりジロジロ見ない………恥ずかしいだろ」


「おはようございます。ミネアさん。とても女の子らしい素敵なお部屋だと思いますよ」


「お、女の子らしい………僕はガサツだから、そんな事言われると………あ、………おはよう」


ミネアさん顔を赤く染めた。

これがツンデレのデレなのか?くぅ!!可愛い!


「所で、僕に何か用なの?」


「そうでした!

デートのお申し込みをしに参りました!」


腰を折り、右腕をお腹辺りで曲げる。

左手は真っ直ぐにして、よし!決まった!異世界なんだし、カッコ付けてもいいよね?


「で、で、でぇーとぉ!?」


すかさず胸ポケットから、花を取り出した。バラの花だ。それをミネアさんに差し出す。


「どうぞ!」


「ひぃやぃ!?」


「受け取っては、貰えませんか?」


「う、うん・・・」


ミネアさんがバラの花を受け取る。

鼻元へバラのを移動させた。匂いを嗅いでいるのだろう。


よし!掴みはOKだ!

これもサラさんに教えて貰った通り!振る舞いはバッチリだ!花を受け取るとは、デートの申し込みを受けるという事である。異世界の一般常識みたいだ。


「僕は自分の部屋で待ってますから!」


「………う、ん」小声


僕は部屋を出た。

よしよしよしよし!!興奮するなぁ!この刺激は堪らない!ああ!何処へ行くんだったかな?おさらいしなくては!!あ、弁当も忘れずに!


その頃、ミネアは頭を抱えていた。


何があったの!?何で僕が花を受け取ってるのよ!?ああ!!デートの申し込みを承諾したのよね・・・。


顔が熱くなる。

僕の何処がいいんだろう?ハオには他に誘う相手がいるじゃないか。胸の大きなフローラ。尽くしてくれるサラ。愛想が良いスミス・・・。


皆、胸が大きいんだよな。

僕みたいなペッタンコの何処がいいの?もう!揉めるくらいはあるんだから!ううう!


ミネアは自分の胸を触った。

フローラのメロンの様な大きさには敵わない。そんな事を考えると、自分が嫌になる。はぁ、顔を左右に何度も振り、頭から切り離す。あ!ハオを待たせているんだった!


「どれがいいか解らないよぉ!!」


タンスから服を漁る!

ベッドに敷き詰め、顎に手を添えた。うーん。女の子らしくスカートで行くべきか?それとも、このフリル付きで攻めるべきか?いやいや!恥ずかしいよ!何で僕が悩まなくてはいけないんだ!?


ハオが悪いんだ!

ハオがデートに誘う………から。


無意識に服を握り締めていた。


「………ハオの馬鹿」小声


デートに誘ってくれたのだ。

やはり女の子らしく行くべきだろう。恥ずかしいがスカートを履いた。もし、馬鹿にされたら、それを口実にデートを破棄してやる!僕も一応女の子だからね!


意気揚々と部屋を出た。

だが、ハオの部屋に近付くにつれ、不安になる。もし、部屋に居なかったら?デートが嘘だったら?からかわれただけだとしたら?皆の笑い者にされていたら?


ダメだ!ダメだ!

ハオはそんな奴ではない。ハオは賢くて、優しくて、凄いカッコいいとかでは無いけど、愛嬌のある顔立ちだ。力は全く無くて、どんくさいし、エロい事ばっかり考えているけど、何故か憎めないんだよな。


そして、扉の前に立つ。

はぁ、息を整えノックした。


コンコン。


返事が無い。寝ているのか?

不安が過る・・・もしかして、からかわれた?いや、まだ部屋の中を確認していない。驚かせる為に待機しているかもしれない。


ガチャリ。


扉を開けて、中に入るとそこには誰も居なかった。

ああ、僕はどうして、ここに来てしまったのだろう?頬を涙が伝う。

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