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26歳までを綴る4

うつ病でしばらく入院することになったので、簡潔に続きを書く。


弟の葬儀はたくさんの人が来てくれた。


弟の友人や会社関係。お母さんの友人。

そして、お父さんの親戚も。


しかし、お父さんはくることはなかった。


前の旦那から電話があり、葬式なんていかないからな!と言われた。

私は別にいいんじゃない。と答えておいた。


お父さんの会社の社長さんから、葬儀じょうに電話があり、お母さんは骨になるまえに…と時間をずらして来れるように手配した。


だが、何時間待ってもこなかった。


私の友人と彼氏がずっとそばで支えてくれていた。


お通夜はパニック障害を起こしてでることはできなかった。


次の日、葬式はでれたが、弟の顔を見たとたんパニックを起こしてたくさんの人の前で号泣した。


みんなも泣いていた。


お母さんは取り乱すことなく、冷静さを保っていた。喪主をつとめた分しっかりしなきゃと思っていたと思う。


ひとりの弟の友人は微笑み弟を見送っていた。

泣くより笑って送り出したいと言っていた。


弔辞をよんでくれた、弟の幼なじみは、お母さんが頼んでから何件も店を回って弔辞の用意をして、友達に電話しては泣きながら練習して読んだらしい。

誰より愛される弟は友達にめぐまれていた。

嬉しかった。


弟が骨になると、私は少しほっとした気持ちになった。理由はわからない。

ただ、生身の弟を見るのがつらかった。


葬儀が終わってから、お母さんがすぐに働けと言ったが私には無理だった。


パニック障害も悪化して、車の運転もできなかった。


お母さんは三週間後の仕事復帰となった。


私とお母さんは手続きに明け暮れた。


銀行。会社回り。遺品整理。週に一度のお参り。など忙しかった。


そのあとから、お父さんが携帯電話を買ったらしく、ストーカーがはじまる。


毎日お母さん100件以上の電話。

内容は脅しから妄想まで様々。


警察に相談しにいくと、注意勧告しますと言ってくれた。


だが、お父さんは仕事も休み行方不明になったり、居留守を使っていたので警察はなかなか会うことのできないままだった。


そのころみかちゃんに相談したくて、電話をしたがつながることはなかった。


みかちゃんが、やっといいよ。と言った日があったので電話をして事の事情を話した。


みかちゃんはそんな話はどうでもいいと、自分の話をはじめて、一年以上前から私を避けていたと言った。


どうも、みかちゃんの遅刻癖を私が注意したことが原因らしく。


数時間説教をされたあげく、私の人生を重いと言った。


そして、一番弱っている時だから言い返せないでしょ?結婚式は招待するけど、欠席に丸してと言われた。


弟の葬儀についても、たくさんの人に来て貰いたいって考えはワガママだと言われた。自己中の塊と言われた。


どうして私のこと嫌いなのに葬儀来てくれたの?つらかったでしょう?ごめんね。ありがとう。

と私が言うと。


一応仲がいい友達って設定やから、周りの体裁が。

と言われた。



私は泣くのをこらえてごめんとひたすらあやまった。


それから、みかちゃんと連絡とることはなかった。


みかちゃんの彼氏のトシからも連絡は途絶えた。


その後、父親のストーカーはヒートアップ。


アパートのポストに現金や宝くじを入れて、あとで返せと言われる。


脅しの手紙が入る。


離婚してからずっとあとを付けていたと言われる。


私が離婚しているのを知らず、戸籍謄本を取り寄せて、元旦那に会いに行こうとする。


元旦那は、葬儀後、弟に手を合わせたい。俺とお前は同じ悲しみだ。と訳の分からないことを言い出して私の親戚がキレて、着信拒否をした。


弟は、俺の子供だから、骨を渡せ、遺産も俺のものだと言う父親。


弟が亡くなったのはお前らのせいだから訴えると言い出す。


私を再び返して貰うなどという父親。


お母さんが新しい男を作っていると思った父親は、子供は何人おろしたんだ?と意味のわからないことを言い出したりもした。


怖くて怖くて仕方なかった。


お母さんと私は父親から逃げるために荷物をまとめてホテル生活をした。


2ヶ月ホテル生活。


一度限界がきて、お母さんがコインランドリーに出掛けていた時、首をつった。


私は覚えていない。


目が覚めると、布団にいて頭が痛かった。


お母さんがすぐに駆けつけ助けたらしい。

彼氏も駆けつけてきた。


その後、父親に内容証明で絶縁書を送ったが、家のポストに返されていたので、お父さんには警察からペナルティーが与えられ私たちには近づけなくなった。


私とお母さんは違う土地に引っ越した。そして犬を飼い始めた。


ここで彼氏と半年前から約束していた遊園地へ行く。2日の旅行で、それが私の26の誕生日だった。



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