表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/3

青き竜 マティーナ

出来ました!

表現とか無茶苦茶ですが、

よろしくお願いします。

 サクッサクッサクッ…

 一人の少女が砂漠を歩いている。


黒く長いパーカーの上だけを止めて、フードをかぶっている。腕をまくり、白いショートパンツと白と黒のスニーカーを履いている。肌はとても白く、黒い服によく映える。黒いリュックを背負い、ただひたすらに歩き続ける。

 

 突然、紫色の影が現れた。紫の影は徐々に形を作り、人と同じ形になった。

――数は…五つ。

 少女は気配で数を確認する。

 するといきなり、紫の影は少女に襲い掛かった。影達の腕が伸び、足が伸び、少女に巻きつこうとする。


 スパッ…――


 彼女は(ソード)を出し、左から右へ振る。すると、影達は半分に切れて、やがて消えていった。

フードから出てきた彼女の髪は、とても黒かった。

――急がなくては・・・

 少女は足を急がせる。その瞳は、漆黒から、輝くような黄金に変わっていた。

そして少女は青き町、マティーナにたどり着く・・・。



マティーナにて


「おーい、まだかよ!」

「早く来いよ!また負けちまうぞ!」

ひとつの家の前で、数人の子供が中に向かって声をかける。

「ああ、今行くよ!」

――行ってきます、母さん

 家のなかにいた少年は、母の写真に声をかけ、家の外へと飛び出していった。

 少年は栗色の髪と蒼い目を持ち、深緑色のノースリーブの中国服、白い動きやすいズボンを穿いていた。

「そういえばさ、今日の対戦相手のキャプテン、かなり強いらしいぞ。」

「ああ、知ってる知ってる!」

 友達の何気ない会話を、俺は上の空で聞いていた。


 自己紹介が遅れたな。俺の名前はカイト。青き町マティーナで生まれ育ったんだ。父さんも母さんも死んで、今じゃ一人暮らしだけど、友達もいるし、寂しくはない。


「おい、あれみろよ。」 

 いつもの広場に向かう途中、友達の一人が突然言う。指を差した先には、一人の少女がいた。

 旅人・・・だろうか?

「うわ、スゲー美人じゃん!」

 確かにそのとおりだ。顔立ちは整っているし、スタイルもいい。髪は長くて、若干ウエーブがかかっている。ふと見ると、右の頬に大きな傷があるが、それがまた美しさを際立たせている。

 美人の代名詞のような人だけど、俺はアイツのほうが・・・


「おい、こっち来るぞ!」

 思い出に浸っているうちに、美人がこっちに来る。二人はそわそわしているけど、俺たち目当てじゃ・・・・え!?

 その美人は、いきなり俺の腕をつかんできた。その華奢な腕にはあると思えない、強い力が、俺の腕を締め付ける。今にも血がにじみそうだ。

「やっと・・・見つけた・・・」



 少女はマティーナの町にいた。

――この町に『青き竜』が居るはず。敵が来る前に見つけないと・・・

 周りを見ると、三人組の少年(のうち二人)が自分を見ている。

――私がそんなに珍しいのか・・・!あれは!

 少女は栗毛色の髪をした少年を見る。

 気がつくと、その少年に向かって歩き出し、少年の腕をつかんだ。自分でもわかるほど、力を入れている。

 少年の顔を覗き込むと、吸い込まれそうな深い青の瞳が私を見る。

「やっと・・・見つけた・・・」

 間違いない。彼こそ私が探していた人―



――『青き竜』に違いない。

いかがでしたか?

悪い点、一言、何でもいいので

感想待っています!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ