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プロローグ
はじめまして。お腹が減って閃きました。ヨロシクお願いします
心地のよい微睡みから、ゆっくりと意識が覚醒していく感覚。
自分が今、目覚めつつあることを自覚した瞬間、俺は白い空間にいた。
いや、正確には漂っているというべきか。
頭が勝手に回りだして、まずは夢を疑う。
違う、夢じゃない。
夢特有の雑さがないし、いつもなら夢を疑った瞬間に夢が覚めてしまうという今までの経験則で、この状態が夢ではないのだと、断言できた。
『なかなか冷静ですね』
脳に直接語りかけるような、誰かの声。
『私のことは神とでも思って下さい』
さらに声の主は、自らを神なのだと、俺に告げた。
ラノベも趣味の一つだからして、容易に自分の置かれている状況を察することができた。
その後も神の言葉は続き、なんとなく既視感? 既読感? のあるような説明が語られる。
俺が死んでしまったこと、神の気まぐれで俺を違う世界に転生させること、その世界についての、ざっくりとした背景なども。
『記憶を保持しての転生には、制約が課されます』
『十歳になり祝福を受けた後は、同じ食べ物しか口にできなくなる、というものです』
『さあ、二つから選びなさい』
『A:カレーライス B:お寿司』
「え? なんで?」




