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イヘン ト カイイ

今日も今日とて、人生に疲れた社畜がため息から始まる朝。29歳、童貞、彼女なし。


そんな俺のささやかな楽しみは、通勤中にソシャゲのログインボーナスを掻き集めることだ。

実家の心配性な母からの連絡に頭を悩ませつつ、いつも通り満員電車に揺られるはずだった。


だが、その日を境に、俺の日常はカオスへと変貌する。


突如背中を押され、線路へと突き落とされた俺を待っていたのは、まさかの異世界転生と、自らを『神』と名乗るご都合主義な存在だった。しかも与えられた能力は、世界そのものを書き換える『因果律の操作』というチート級。『世界を楽しめ』と一方的に言い放つ神。

静かに暮らしたいという俺の願いは叶うのか? それとも、チート能力を押し付けられ、怪異が跋扈する和風異世界で奔走する運命なのか?


これは、元陰キャ童貞が、不本意ながらも異世界で因果を紡ぎ、

怪異を解決しながら、新たな人生と居場所を見つけていく物語――。


ただし、童貞は継続中かもしれない。

 石凝と烏賀陽に連れられ、紡は管理局の最上階へと向かった。そこには、壁一面に複雑な紋様が描かれた巨大な転送陣が広がっていた。

陣の中心には、精悍な顔つきをした男が立っている。

彼の周囲には、まるで空間が歪んでいるかのように、微かな蜃気楼のような揺らぎが見えた。


「こいつは転送能力者だ。こいつの能力で怪異の発生現場付近まで移動する」

石凝が簡潔に説明した。


 紡はゴクリと唾を飲み込む。こんな能力が当たり前のように存在する世界に、改めて驚きと畏怖を感じた。

その時、足元で小さく鳴いたカイを抱き直す。


「あ、あの……石凝さん、烏賀陽さん。こいつ、どうすればいいですか?」

紡はカイを抱えたまま尋ねた。


 石凝は一瞥するだけで、興味なさそうにフンと鼻を鳴らした。

「犬ごとき、どうでもいい。連れていくな。足手まといになるだけだ」


 紡はカチンときたが、反論する間もなく、隣にいた烏賀陽がにこやかに口を開いた。

「でしたら、私が朔月さんに連絡を取って、預かってもらいましょうか。彼女は動物が好きですし、生き物の世話も苦にしないでしょう」

烏賀陽はスマートフォンのような端末を取り出し、すぐに連絡を取り始めた。


 数分後、食堂で会ったばかりの朔月が、小走りで転送陣の部屋に入ってきた。彼女はカイを見るなり、パッと顔を輝かせた。


「あ、 カイちゃん! お預かりしますね! 私が責任を持って看ますから、安心して任せてください!」

朔月はそう言うと、紡からカイをそっと受け取った。カイも朔月の腕の中でおとなしく収まり、嬉しそうに尻尾を振っている。


 紡は少し安堵した。朔月に預けるなら安心だ。その時、朔月が真剣な眼差しで紡を見上げた。


「ツムくん……」

彼女の声は、普段の明るさとは打って変わって、どこか震えていた。

「……死なないで」


 その言葉は、紡の心臓に直接響いた。まるで氷の槍で貫かれたかのような衝撃。

普段、人を照らすような態度を取る朔月が、こんなにも弱々しく、切実な言葉を口にする。

紡は、思わず朔月の手を取りそうになったが、寸前で思いとどまった。


「ああ……大丈夫。必ず帰ってくるから」

紡は精一杯の笑顔で、力強く答えた。内心では、恐怖と不安が渦巻いていたが、彼女に心配をかけたくなかった。


 朔月は、紡の言葉にわずかに目を伏せたが、すぐに顔を上げて小さく頷いた。

「うん……待ってるね。ツムくん」

その声には、微かな決意が込められているようだった。


 カイを抱いた朔月が部屋の隅に移動するのを見届けた後、紡は転送陣の中心に立つ術師の元へ向かった。

「準備はいいな、杜野」

石凝の言葉に、紡は小さく頷いた。


「では、転送を開始します!」

術師がそう告げると、転送陣の紋様が眩い光を放ち始めた。

足元から全身を包み込むような浮遊感と、視界がぐにゃりと歪むような感覚に襲われる。


次の瞬間、周囲の景色は一変していた。



 転送された場所は、古びた鳥居が立つ農村の入り口付近だった。空気は重く、嫌な臭いが漂っている。

風に乗って、焦げ付いたような、それでいてどこか甘ったるい異臭が鼻腔を刺激した。

村はひっそりと静まり返っており、人の気配がほとんどない。


「うわ……なんか、いきなりホラーゲームの導入みたいだな……」

紡は思わず呟いた。


 すると、鳥居の陰から、怯えた様子の老人がよろよろと姿を現した。老人の顔は蒼白で、目には深い恐怖が宿っている。


「おお、管理局の方々……! ようこそおいでくださった! 村が、村が……化け物に!」

老人は震える声で訴えかけた。


「状況を説明しろ。何があった?」

石凝が冷たく問い詰める。


 老人は震える手で村の奥を指差した。

「東の森から、夜中に得体の知れないものが……! 黒い煙のようなものが立ち上って、触れたものが皆、変異してしまって……!」

老人の説明は要領を得ないが、その言葉の端々から尋常ではない事態が起きていることが伝わってくる。


「変異? どのような変化だ?」

烏賀陽が落ち着いた声で問いかけた。


「身体が歪み、皮膚がただれ、獣のような姿に……! そして、人を襲うように……! わしらは、ただ逃げ惑うばかりで……」

老人は言葉を詰まらせ、地面に膝をついた。


 紡の全身に、ゾクリと悪寒が走った。想像していた怪異とは明らかに違う。

ゲームや漫画で見たような、異形の怪物。それが現実に、この世界に存在している。


(うわ……マジかよ……これ、俺が消したやつとレベル違うだろ……! 明らかにヤバいやつじゃん!)


「俺、死ぬんじゃねぇのか?」と紡は思った。


 動揺する紡の隣で、烏賀陽は冷静に老人の話を聞き、時折メモを取っている。

石凝はすでに森の方向を見据え、臨戦態勢に入っていた。


「情報、ありがとうございます。これ以上は危険です。あなたは安全な場所へ避難してください」

烏賀陽が老人に優しく声をかけた。老人は何度も頭を下げ、足早に去っていった。


「では、杜野さん。早速ですが、今回の怪異について簡単に説明しておきましょう」

烏賀陽はいつものにこやかな笑顔で紡に向き直った。しかし、その瞳の奥には、戦闘のプロとしての鋭さが宿っている。


「今回の怪異は、村人の証言から判断するに、少なくとも事案、あるいはそれに匹敵する可能性が高いでしょう」


紡は息を飲んだ。ジアン? なんだそれは?


「……あの、烏賀陽さん。その『ジアン』ってのは、なんですか?」

紡は恐る恐る口を挟んだ。


「おや? 講義の際にお伝えしてませんでしたね。つい、うっかりしておりました。杜野さんには、まずは実地で学んでいただくのが手っ取り早いと思いまして」

烏賀陽は悪びれる様子もなく、ヘラヘラと笑った。


(おいおいおい! 忘れてました、じゃないんだよ! めちゃくちゃ大事な情報だろ、それ!)

(ラスボス戦でいきなり新システム投入されるレベルでびっくりしてるわ! もっと早く教えろよ!)

(公務員ってのは報告・連絡・相談が基本だろが! それとも俺がモルモットだから、どうなってもいいって思ってんのか、こんちくしょう!)


 紡は内心で激しくツッコミを入れたが、表情には出さないよう必死に努めた。


「おい、立ち話なんてしてる暇はない。いくぞ」

石凝は紡のことなど意に介さず、早急に移動するよう烏賀陽に伝えた。


「失礼しました、室長。杜野さん、説明は移動しながらしますね」

そういうと足早に二人は、現場に向けて歩き出した。

紡は慌ただしく変化する現状に、ただついていく事しか出来なかった。



「それでは杜野さん、講義の続きとして、怪異に付けられる危険度について説明しますね」

烏賀陽はそう言うと、ありもしないホワイトボードに図解を書きだすかのように話し始めた。


「まず、最も危険なのが第一級:災厄(さいやく)です。これは世界や地域全体に壊滅的な影響を及ぼしうる、国家規模の危機を示します」

「もはや人間社会の存続に関わるような事態ですね。術師総出で怪異の被害や進行を止め、最高レベルの封印・鎮圧対象となります」

「広範囲を汚染・破壊する巨大な怪異や、特定の地域の人々を根絶やしにする呪い、世界の理を歪める現象などがこれに分類されます」


 烏賀陽は淡々と説明を続ける。紡の脳裏には、映画で見たようなディストピアの光景がフラッシュバックする。


「次に、第二級:特異(とくい)です。これは特定の都市や大規模な地域に、社会機能の麻痺や甚大な物理的・人的被害をもたらす可能性のある事案です」

「公になるのを避けつつ、大がかりな対処が必要となり、主要支局が精鋭部隊を投入し、対象地域の封鎖や大規模な避難指示などが発生します」

「町一つを飲み込む巨大な妖や、特定の結界を破って現れる強力な霊群、原因不明の集団失踪や集団発狂などがこれにあたります」


 紡は額に汗が滲むのを感じた。想像以上に深刻な事態だ。


「そして、今回のケースに該当しそうなのが、第三級:事案(じあん)です。これは個人の生命に明確な危険が及ぶ、あるいは特定の建造物や地域に深刻な被害をもたらす可能性のある事案で、日常が大きく脅かされるレベルです」

「我々のような術師数名が対処し、状況に応じた封鎖や避難勧告が行われます」

「一般市民からの通報を受けて出動する典型例で、人を直接襲う妖、家に憑りついて住めなくする強力な地縛霊、特定の物品に触れた者を呪い殺す怪異などが分類されます」


「さらに軽微なものとして第四級:障り(さわり)があります。これは人間に直接的な危害は少ないですが、不運や体調不良、物の故障、奇妙な現象など、日常生活に不快や不便をもたらす事案です」

「『祟り』と呼ばれる類いの、比較的軽微なものですね。新人研修案件や優先度の低い巡回で対処され、緊急性は低いものです」

「物を隠すだけの妖、特定の場所を通ると必ず転ぶ、原因不明の体調不良が続く、家電が頻繁に壊れる、妙な音が聞こえる、といったレベルが該当します。杜野さんが聞いた猫舌の怪異などは、この第四級に分類されるでしょう」


「最後に、級外:現象(げんしょう)という分類もあります。これは既存の分類基準に収まらない、極めて個人的・局地的すぎる、危険性がゼロに近い、あるいはそもそも怪異と断定できないレベルの現象です。場合によっては報告義務すらないこともあります」


 烏賀陽は一通りの説明を終え、ニコリと紡に微笑んだ。

「今回の怪異は、村の証言と現象の規模から見て、ほぼ事案と見て間違いないでしょう。杜野さんも気を抜かないでくださいね」


(いやいや、気を抜かないでって言われても、どうしろっていうんだよ! 俺の能力、チートとは言えよくわかんねえバグ消しだぞ!?)

(しかも戦闘経験ゼロだし! こんなん、俺、本当に死ぬって!)


 紡は内心で絶叫した。目の前には、ただただ不気味な森が広がっている。その奥から、焦げ付いたような異臭がますます強く漂ってきていた。


 石凝を先頭に、烏賀陽、そして紡の順で、森の中へと足を踏み入れた。

森は昼間だというのに薄暗く、木々の葉は黒ずみ、地面にはぬかるんだ泥が広がっている。異臭はさらに強くなり、吐き気を催すほどだった。


「ひ、ひぇ……マジかよこれ……」

紡は思わず声に出してしまった。


 しばらく進むと、開けた場所に出た。そこには、目を疑うような光景が広がっていた。

村人が言っていた「変異」した者たちだ。


 彼らはもはや人間とは呼べない姿に変貌していた。

身体は歪に肥大し、皮膚は黒ずんでただれ、ところどころから獣の毛や鳥の羽のようなものが生えている。目は血走り、口からは粘液を垂らしながら、意味不明な唸り声を上げていた。


(う、うわあああああああ! なんだこれ! グロすぎるだろ! ゲームの中だけだと思ってたこういうの!)

(クソ、クソ、クソ! マジで俺、ここにいる意味ねぇだろ! なんでこんなとこに放り込まれてんだよ!)

(そもそもなんで俺、異世界に来てこんな目に遭わなきゃいけないんだよ!?)


 紡の頭の中は、恐怖と混乱で真っ白になった。足がすくみ、一歩も動けない。体が震え、呼吸が浅くなる。


「杜野、さっさと貴様の力の確認を終えたい。奴らを払え」

石凝の冷たい声が響いた。彼の目は、すでに変異した者たちを捉え、臨戦態勢に入っている。


「いや、無理ですって! 俺、そんなの戦ったことないし! そもそも俺の能力って、バグ消しみたいなもんでしょ!? 戦闘用じゃないし!」

紡は半ばパニックになりながら叫んだ。


 その時、変異した者たちの一体が、紡に向かって跳びかかってきた。腐臭を放つ爪が、紡の顔を狙って振り下ろされる。


 紡は、その醜悪な姿にさらに恐怖を募らせ、反射的に目を瞑った。


 直後、耳元で甲高い音叉の音が響き渡り、視界の端で光が閃いた。烏賀陽が音律支配で変異体の動きを鈍らせたのだ。

その隙に、石凝が地を蹴り、拳を変異体の頭部に叩き込んだ。

ドゴンと鈍い音を立てて変異体は吹き飛び、木々に激突しながら倒れた。


「何をしている! これは貴様の力の確認であると言ったはずだ!怯えている暇などないぞ!」

石凝は、紡を一瞥もせず、次々と迫りくる変異体と交戦しながら言い放った。

彼の言葉には、一切の感情が込められておらず、まるで道具に指示を出すかのように響いた。


(そんなこと言われたって……体が動かねぇんだよ……!)


 紡はただひたすらに、迫りくる変異体から逃げ回ることしかできなかった。

彼の周囲に、変異体たちが群がってくる。そのたびに、紡の視界には、彼らを取り巻く因果の文様がチラつき始めた。

それは、赤黒く濁り、不規則に歪んだ線。まさしく「争い」と「死」の因果を示しているかのようだった。


 烏賀陽は音叉を打ち鳴らし、澄んだ音波で変異体の動きを阻害し、時には圧縮した音の塊をぶつけて吹き飛ばす。

石凝は、己の肉体そのものの質量を限界まで高めて突進し、変異体の群れを軽々と薙ぎ払っていく。

その一撃は、まるで巨大な岩石がぶつかるような破壊力だ。彼が触れた地面は大きく陥没し、踏みしめた木々はその根元から砕け散る。


 二人の連携は完璧で、変異体は次々と排除されていくが、その数はあまりにも多く、次から次へと森の奥から湧き出てくる。まるで終わりがないかのように。


 紡は、迫りくる変異体の間を縫うように走った。

逃げなければ待っているのは二度目の死。そんな事はこの場の誰よりも、理解しているつもりだった。


 その時、背後から腐臭を放つ一体の変異体が、異様な速さで紡の背後に迫った。

気配に気づき振り向くと、その醜悪な姿に視覚が支配され、体は恐怖で硬直する。

変異体の鋭い爪が紡の腕を掠める。


「ぐあっ……!」


 腕に走る激痛。だが、その痛みが、紡の頭を冷やした。


(このままじゃ、本当に死ぬ……! 何とかしなきゃ……!)


「杜野さん、大丈夫ですか!?ただ逃げてるだけじゃ死んじゃいますよ!」

「ここは現場なんです、遊んでいる暇はありません!」

烏賀陽の声は普段通りのにこやかさを含んでいたが、その内容は紛れもない命令だった。

まるで、紡が目の前の惨状に貢献しないことが許されない、公務員としての当然の責務であるかのように告げている。


(うるせぇよ! 元サラリーマンの俺にはこんな命懸けの仕事、向いてねぇんだよ! こんな世界で命張るなんて聞いてねぇし!)

(っていうか、こんな時まで公的機関特有の冷徹さ出すなよ! 心折れるから!)


 紡は心の中で悪態をつきながら、森の奥へと逃げ込んだ。もう限界だった。

しかし、逃げている最中、彼の目に飛び込んできた光景に、思考が停止した。


 倒れた木の後ろに、小さな影が隠れている。子供だ。恐怖に顔を歪ませ、体を震わせている。

その子に、一体の変異体がゆっくりと近づいているのが見えた。変異体の全身には、禍々しい濁った文様が蠢いている。


(嘘だろ……なんでこんなとこに子供が!? クソッ、この手のゲーム展開でよくある、主人公が子供を助けるために覚醒するパターンかよ!?)

(でもこれ、ゲームじゃなくて現実なんだぞ!? 俺、死ぬんだぞ!?)


 紡の脳裏に、朔月の「死なないで」という言葉が蘇った。そして、カイの不安そうな顔。

そして、先日まで自分が過ごしていた、元いた世界の平凡で平穏な日々。


(…クソッ! んなこと言ってる場合じゃねぇだろ!)


 次の瞬間、恐怖に縛られていたはずの体が、まるで勝手に動くかのように駆け出した。

てとまるです。

ここまでお読みいただき、本当にありがとうございます。

今回はいよいよ、怪異と対峙しました。


怪異の存在を異形に見せるため、少しグロ目に映るように表現したいとは思っていますが、

やはり語彙力の無さを痛感しております。


次回は紡が怪異に立ち向かう緊迫した場面からスタートです。

果たして紡は、チート能力をうまく使いこなすことが出来るのでしょうか。


それでは、よろしくお願いします。

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