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天使ちゃんのVRMMO  作者: 神白
4/25

4.楽しみます!

今、初めて!

国を出ました!


「草原だ!広〜い!」

『ふふふっ。楽しそうじゃな。』


「「「そうですねー。癒される。」」」


…あ。国を出る前に、シュートお兄さんとフレックお兄さんと出会って一緒に行くことになったんです!

そして、パーティを組んだので、上にレベルと名前と体力バーが出てます。

パーティを組んだ人たちにしか見えないそうです。


(…抜け駆けしやがって!!)

(爆ぜろ。)

(…悪かったって。偶然だったんだって。)


お兄さん達は戯れてます。楽しそうです。

『ふふふっ。この中で1番強いのがユナちゃんとはの。』


「えっへん。」


(((かわいい〜!!!)))


『じゃが、ユナちゃんや。彼らに魔物を倒してもらって強くなってもらおうな?ユナちゃんは場所に着くまでおばあちゃんとお話ししような。』

「はーい。」


(((ユナちゃんの為に!!!)))

「「「強くなるぞ!」」」


ふふふ、私はお話しです!


『さて、なんについて話そうかのぅ。』

『実はメグ婆は強い件について?』


え?!


『ムーちゃんは黙っておろうかの。』


否定してないよ?!


『そうじゃなぁ。マーちゃんには出会ってないんか?ユナちゃんは。』


「マーちゃんって…だーれ?」

『マーちゃんはマジカル妖精のマーちゃんじゃ。まだ会ってないのか…ユナちゃんとは気が合いそうじゃが。ユナちゃんは回復魔法持っとるのじゃろ?マーちゃんは怪我を治したり。補助魔法をかけてくれる優しい子じゃ。…空気も読むしの。』

『むっ。ネタを出しただけじゃん』


「マーちゃんかー会いたいなー。ムーくんと仲良しなの?」

『…まあ、いいやつだよ。』


少し顔を赤くしてプイッとそっぽを向く。

これは!

「…ふふふ。」

『わかりやすい子じゃな相変わらず。ふむ、別の話にしよう。ユナちゃんはこの世界に何を求めてきたのじゃ?』

『…!』


「求める?…私は」


「ユナちゃん!一応警戒して、魔物に囲まれた。」

「え?」

フレックさんの声に反応して、見渡すと、ウルフ5匹、スライム5匹がいた!


「っ!」

剣を構える。

『ユナちゃんは手を出したらいかんからな!そこの者達が倒れそうならヒールはかけてあげなさい。』


?!

「で、でもっ。」

『ユナちゃんが手を出したら強くならん。わかったな?回復だけじゃ。』

「…うん。わかった。お兄さん達頑張って!」


「「「おう!」」」


(スライムがいっぱいいるからってなんだ!)

(絶対勝つ!)

(ユナたんのヒール!!)


シュートお兄さんがウルフに噛み付かれる。

体力バーが3分の2になる!

危ない!

「ヒール!シュートお兄さん頑張って!」


(あいつ自ら噛まれに行きやがった。馬鹿か。)

(なんと言われようが!ユナたんヒール気持ちいい…)


「バカやってないでちゃんとやれ!嫌われるぞ!」

「…?!嫌われる、だとっ?!それは嫌だ!!ハッ!」

シュートお兄さんは弓使いだったようです!一本ウルフの頭に当たって、一撃で倒しました!


「すごいです!」


「負けてられるか!」

今度はフレックさんが、二撃ずつスライムを両手に1つずつ持った小さな短剣で入れてスライムを2匹倒す!

「すごーい!」


「…最後は俺だ!ファイヤボール!ハァッ!」

最後に、残ったスライムLv1、2、3の3匹が一斉に飛びかかる時に、ファイヤボールをぶつけ、3匹一気に一掃。そして、ウルフLv5に一撃入れる。

怪我をしたウルフは下がり、残りのLv1、2、3のウルフが前に出てきた。


ガゥ!

ガゥ!

ガゥ!

Lv2はジグザグに動きながらシュートお兄さんめがけて駆け抜ける。


「よっ。ハッ!」

避けてすれ違う際に頭を撃ち抜き倒す。


「ぐっ!おらぁ!」

フレックお兄さんは短剣で牙を受け流し、少しダメージを受けながら連続で短剣を突き出す。そして倒した。


「ちっ、あたらねぇか。なら正面からっ!」

ラトルお兄さんはファイヤボールを打ち続けてたけど、ジグザグに動くウルフにはなかなか当たらず、片手斧で正面から斬り伏せた!そして倒した。


「あれ?最後は?どこいった?」

「は?!」

「逃げられたか?…ユナちゃ…」

「「「?!ユナちゃん!!後ろ!!!」」」


ほえ?

『むっ!いかん!』


後ろに聞こえる駆け出す音。

おばあちゃんが焦る。

右側を狙って来るような感じだったので…

ひょい。


ガゥ?!

ゴン!!!


左に避けてみた。

ウルフLv5木に激突。

混乱状態。


『『「「「……。」」」』』


「危なかった!教えてくれてありがとう!」


「あ、うん。」

「あはは、反応するの早いね。」

「ユナちゃんは強いんだった。」

『…まさか避けるとは…』

『すげぇ!ユナかっこいい!』


グルルゥ〜…

頭を左右に振って混乱状態を直したウルフは私をターゲットに動き出す。

私は剣を縦と横に振り難なく倒した。


「「「…早っ」」」

『ユナちゃんは強いのぉ。』

『僕と訓練したもんね!』


「うん!ムーくんありがとう。」

『えへへー。』


その後もやはり回復担当ということになって、戦闘はさせてもらえなかった。でも!ゴブリンが出てきたので、ムーくんに分析してもらって、訓練所でも戦えることになった!


『よし!』

「やったね。」


『ふたりとも、到着したよ。ここが薬草がよく取れる場所じゃ。乱獲はせんとくれよ。1日、1人20個までじゃ。また明日になれば生えて来るからな。ポーション作るぶんだけとっていけばいい。』


「わかった!…は!」

『ん?どうしたんじゃ?』


「採取スキル持ってない。」

『ふふふ、なら教えてあげるからこっちおいで。』

「おしえてくれるのっ!?ありがとう!」


『まずは、こんな感じの採取用ナイフが、道具屋とかにも売っとるから、あとで買いなさい。今はおばあちゃんの貸してあげるよ。これを使って、薬草の根元に刃を当てて前後に動かして斬る。まあ、これぐらいじゃ。ナイフなしだと、品質が下がって効果も下がるから気をつけるんじゃぞ?』


「わかった!」

一応おばあちゃんがとった薬草も鑑定しておこう。


・薬草(品質B)

体力を10回復する草。ポーションの材料となる。


「品質はABCの三段階?」

『いや、五段階じゃ。SABCDじゃな。Sの薬草なんて見たことないが、普通のより回復量が高いのだとは思うぞ?』


おぉー。どんなふうにしたらSになるか、試してみよう!今度!


よし、私はナイフを貸してもらい、実践!

……よし!

そんで鑑定!


・薬草(品質C)

体力を8回復する草。ポーションの材料となる。


うっ。品質下がっちゃった。


ピロン!

ただいま、条件を満たした為、スキル採取を習得可能になりました。NPCの協力のもとのため、消費SPは0となります。習得しますか?


ピロン!

【とあるプレイヤーがNPCからスキルを習得しました。これより、NPCの好感度システムが発動します。好感度システムが一定以上にも以下にもとなるとイベントが発生、のちに、スキルを消費SP0で習得できたり、クエストが発生したりします。】


「「「…まじで?」」」


『ん?何がじゃ?』

『急に何?』


「スキル習得可能になった!SP消費なしだ!習得しよ!」


「「「やっぱり、ユナちゃん(たん)か。」」」


『よくわからんが、良かったの。ユナちゃん。』

「うん!ありがとうおばあちゃん!」


採取Lv1を習得!やったね!

サクサクやっちゃうぞ!

……

………

結果!


品質Cが14個、Bが6個取れました!

ふふふ!いっぱいポーション使って売ろう!そしたらお金が増えるね!


『ふふふっ。大量じゃな。もし、ポーションを作ったら、私のところに持ってきなさい。買い取ってあげるからね。』

「ほんとっ!頑張って作る!」

『あぁ、言っておくけど。苦い方だよ?違うやつは自分用にしておきなさいね。』

「うん!!」

明日はカカシさんと訓練して、ポーション作って、おばあちゃんの家に遊びに行こう!

よし!決まり!


『では、そろそろ帰るかの…』



「なーんか聞いたことある声だと思ったら泣き虫のガキとババアじゃねぇか。」


「「…ああ”?!」」

「お前はあの時のっ!」


『…厄介のが来たの。』

ぁ。怖い人。

びっくりしてフレックお兄さんの後ろに隠れる。


「(うぉおぉ?!!)」

「…泣き虫…?…ちょっと待て、ラトル。ユナちゃん…泣いたのか?」

「…ああ、そこのやつに泣かされた。」


「「ほう?」」


「ハッ!泣くぐらいだからもうゲームやめたかと思ってたがまだやってたのか。しかも、ポーションなしでここに来るって…自殺行為だろっ。」

「…おい、カイザー。お前、天使ちゃん泣かせたの?!聞いてないんだけど?!」

「…フン!ポーションを売らないババアが悪いんだよ。」


『はぁ、じゃから。ポーションはあの時にはもう完売したと言ったはずじゃ。』


「なら、さっさと作れよ。」

『材料を取りに行かんと無理じゃろうて。こうしてお前さんのような輩に売るためのポーション作りのために取りに来たんじゃ。これからもう帰って作るんじゃから、どいてもらおうか?』


「…ここで作れよ。もうポーションねぇんだわ。」

『道具が家じゃ。』


「…じゃ、薬草よこせ。」

『断る。』


「カイザー…お前何してんの?カツアゲ?」

「……チッババアはもういい。ガキンチョ、ポーション持ってねぇのか。」


「む。貴方に渡すポーションなんてないです!」

「ほう?持ってるのか。どこで手に入れたか知らないが、渡せ。今度も俺が使う。」


「…今度も?…ま、まさか。お前が初級ポーション多く持ってたのって天使ちゃんのカツアゲしたからなわけ?!ふざけんな!使っちまったじゃねぇか!クッソ!フレンドリストから消すからな!…悪い。君のとは知らなかったんだ。1つしか残ってないけど返すよ。」

「はあ?!勝手なこと言うな!ここから1人で帰れるわけないだろ!」

「天使ちゃんのポーション知らずに使って生き残っても嬉しかねぇわ!デスったほうがマシだ!…とりあえず、カイザーをフレンドリストから除外……イエスっと。」


…なにやら、仲間さんと喧嘩になって仲間さんはフレンドリスト?からカイザーという人を消したようだ。


「おまっ!!」


「天使ちゃん、悪かったな。これ返すな?」


「あ、え?えっと。」

〜〜ロウガから初級ポーション×1をプレゼントされました。受け取りますか?〜〜


え、えっと

この人がポーション無くなったら困るよね。


「これは持ってて構わないです。それよりもポーション無いんですよね。少しおすそ分けします。」

受け取りはキャンセルして、逆に、りんごポーションを×1とポーション×3をプレゼントする。


「え?!いやいや、さすがにもらえないよ?!」

「いえ、その。謝ってくれたし。巻き込まれただけのようだったし…感謝の気持ちです。受け取ってくれませんか?」


「…激かわっ。…今気づいたけど、翼生えてマジ天使になってるし!…じゃ、お言葉に甘えて……え。何…このポーション見たことない。それにっ…」

あ。秘密にしてもらわないと!

口に人差し指を当てて

「しー。」

とジェスチャーする。


「「「「…かわいっ。」」」」


「…ごちゃごちゃウルセェ!」


びくっ。

あぅ。


「俺にもポーションよこせや!」

「っ。い、いやです!」


「…なら、勝負だ。俺が勝てたら今持ってるポーションよこせ。デスマッチだ。」

「…っ!わかりました!私が勝ったら!もうおばあちゃんや、町の人たちをいじめないでください!」


「…ブッハハハハハ!!NPCなんかどうでもいいだろうが。」

「…な!」

「そこのクソババアもチビも、体力バーが0になってもまた作り直されるんだから!」


…?!

作り直される?

それは…

「…………です。」


「ああ”?」


「……作り直されるということは!おばあちゃんじゃなくなってしまうということです!死んじゃうってことです!貴方は!自分に逆らったらおばあちゃん達を殺すといったということですよ?!わかってるんですか!!」


「死ねばいいだろ。いうこと聞かないモブなんか。」


…ブツ。


「死ね…なんて、軽々しくいっちゃダメなのです。私はこの世界を楽しみたく来てるのです。私には現実では味わえないことがこの世界にはたくさんあるのです!!その楽しみはこの世界の人たちと仲良くなって楽しく遊ぶことなのです!それを!それを邪魔するのなら誰であろうと許しません!!!カイザーさんにPVP申請!」


「「「「………」」」」

『『……。』』


「はっ。訳のわからないことを。そんなこと知るか。一瞬でデスらせてやる。」


許しません。

絶対に!!

傷つけるということ、死ねということを軽々しくいう。この人は!!絶対に!!!


PVPでは対戦者の名前と体力バーが見えるようになります。レベルは???と表示されて見ることはできません。ルールは色々選べるのですが。今回は何も読まず、1番上にあるものを選びました。


「はっ!行くぜ!」

「………遅いです。」

「は?」


私は突進してくる人を避け、後ろに回り込み下から斜めに切り上げたり、上から振り下ろしたり、横に切ったり、縦に切ったり連続で続けました。

「ぐぁ?!」


「最後です!アースボール!」

トドメのアースボールで、体力バーを全部消す。

カイザーさんは、その場から消えて、目の前にyouwinと書かれた文字が。

……むす。デスマッチにしてしまったので、いなくなってしまいました。お説教…まだ済んでないです!

街に戻ったら探さなくては!


『ユナちゃん…?』

「ハッ!」

無我夢中で自分の考えを押し付けようとしてしまいました。うぅ。悪い子です。


「うぅ。」

『……ユナちゃん。こっち向いて。』

はっ。おばあちゃんが話しかけてきてます!

何でしょう?


「なんですか?おばあちゃん。」

『…ユナちゃんはいい子だったお話だよ。』


…!

「で、ですが。私の考えをあの人に押し付けようとしました…私は…悪い子です。」

『悪いのは、どう見てもあいつだから。気に病むことはない。それと、また、あの男が話しかけてきたら、すぐにおばあちゃんのところに来るんだよ?』

「でもでも…」

『ユナちゃん?約束ね?』


うぅー。

「わかりました…。約束です。」


「…ユナちゃん。俺ら少し、用事ができたから。街に戻ったらパーティ抜けてもいいかな?」

「また、時間があったら一緒に遊ぼうね?」

「ユナたんはいい子いい子。」


あう。お兄さん達にも慰められてしまいました。


「…はい、また遊びましょう!」


「……あのー。天使ちゃん…じゃなくてユナちゃん、俺ともフレンドになってくれないかな?」

「もちろんです!ロウガお兄さんにフレンド申請!」


「…ありがとう。…さて、俺もご一緒していいかな?」

「はい、街まで一緒に行きましょう!」



その後、無事に街に戻り、お兄さん達と別れ、おばあちゃんと一緒に訓練所に行って、ミーナさんと一緒にいっぱいお話ししたりおかし食べたりして、ステータスを割り振ってログアウトしました。

ムーくんは、ログインしたら契約魔石で呼び出してくれと言われたので、ログインしたらすぐに呼びましょう!


名前:ユナ Lv8→11

職業:剣士 Lv7→10


体力 280

魔力 230


攻撃 16

防御 12(+1)

速さ 17(+6)

器用 12


SP 23

BP 3→0


《スキル》

・片手剣Lv7→9 ・調合Lv1→4 ・鑑定Lv2→3

・魔法適正《水》Lv3 ・魔法適正《土》Lv3→4 ・魔法適正《回復》Lv1→2・補助魔法《付与》Lv3・採取Lv1→3


*称号*

・復活させた者


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