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遠い想い出
「移動企画」参加作品へのアンサーストーリーです
想いは遥か、憧れの果て
駅を追い出された酔っ払いが、回らぬ口でなにか呟く。耳を澄ませてみれば、古い酒場の歌であるようだ。
友よ旅路の遠い空
それからその酔った爺さんは言葉にならないなにかを溢す。しばらくもごもごやったあとで、突然はっきり喋り出した。
「なあ、連れてってくれよ、俺も。もう疲れたよ。休ませてくれよぉ」
ひとしきり文句を言うと、道端の植え込みを睨みつける。酔っ払い爺さんは、チッと舌打ちをするなり、虚空から細長い棒を取り出した。
お読みくださりありがとうございました
原作はこちら
酔いどれ迷子のグリムリーパー
作者:神宅 真言
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