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夜風
「移動企画」参加作品へのアンサーストーリーです
綺麗に塗られた白い引き上げ窓をくぐり抜け、窓辺に伸びる大枝を伝い。白いワンピース型の寝巻きを夜風に靡かせ、チビ君は夜露に湿った小径を踏んでゆく。
小さな裸足を忙しなく動かして、月夜の森へと入り込む。枯葉を踏んで、キノコの生える根っこを越えて。
急に開けたその場所は、苔むした岩を囲んで沢山のたんぽぽが生えているのだ。夜空に綿毛を吹いてみたかったのである。
「きゃぁー!!」
夜風に飛ばした綿毛を見れば、タネの軸にしがみつく妖精が悲鳴を上げていた。
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原作はこちら
アメリカ・イメージ
飛ぶベッド、月世界へ行く
作者:タクバツカガン
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