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車窓
「お仕着せ企画」参加作品へのアンサーストーリーです
週末旅行の学生が、下り列車に乗っている。各駅停車でのんびりと。エリア指定の一日券を使って、予定もなく電車に揺られてゆく。
ごちゃごちゃした街並みはやがて緑に埋れ、眼下に澄んだ水が楽しげに戯れ下る渓流が現れる。それでもまだ町には近い。土の匂い、ラーメンの匂い、畑もあるのか肥料の臭いも流れてくる。
踏切で待つのは、古風な肩紐つきプリーツスカートからにゅっと伸びた細い脚。線路脇の道では、ホバーボードに乗った少年が鈍行を追い越して飛び去った。
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ホラー小説集
女子高生は時を駆けたくない
作者:大浜 英彰
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