異世界編 その19 『アジュラ:バラド族跡地』
その19『アジュラ:バラド民族跡地』
相変わらず星座のない空はそれでもきれいだった。
電気というより灯りの代用品があるこの異世界では夜の暗さに困ることは不便があるもののそれほどではなく、中世のような文明でそれが持ち運び可能であることを考えればやはり便利かもしれない。
眩しいほどの灯りではなく周囲の判別がつく程度のであれば。
「ふむ…なかなかいけますね」
「絶対にゲロ甘そうだし…」
カップの中身の色はわからないが漂ってくる匂いと目の前で披露された材料から味は予想できる。
まぁ鼻だけでなくこの辺一体の空気に絡むような甘ったるい匂いがすれば誰でもできるか。
私はいつもの『紅茶』の入ったカップを手にしているが果たしてこれを素直に飲んでいつもの味がするだろうか?
「いや、無理だろ」
セルフツッコミをしながらあえて『紅茶』ではなく固さだけが特徴のパンを口に入れる。
…何だか心なしか甘く感じるのは気のせいであるとしておこう、うん。
折角温かい手の中のものを丁寧に下へ置くと、上を見上げた。
うん、こっちは変わらない。
飛行獣としては新人であるが非常に優秀であるラバルは今ではとっくに旅に慣れ、安定した飛行を行っている。
そんなラバルに乗っている私とキツネさんも体に受ける強風にも慣れて始めは慎重だった会話も気が付けば平然とできるようになった。
「なるほど『ドラゴン』とはまた随分なファンタジーの王道ですね」
「まぁね。 こんなファンタジー異世界となると空想なものも実現するんですねぇ」
「今更ですね」
なので先日仕入れた情報を明かせば特にお褒めの言葉もなく鼻で笑われた。
せっかくオロキュスさんから教えてもらって、更にはマライラさんにも話してもらったのに。
私は不満に感じつつもそれを押し込んで目の前の地平線を見つめた。
赤い岩山が視界に入った。
『黒き渓谷』
赤い岩で形成されたこの渓谷はその深さによって谷底が常に暗いことから名付けられた。
そこの奥地に私とキツネさんが訪れている『バラド族』の集落がある。
とはいえ現在は『元』もしくは『跡地』と過去形にしなければならないんだけど。
何故ならば『バラド族』は誰一人としていないからである。
ただ絶滅と言い切るにはいささか情報が足りないので言わないが、その集落に人はもういない。
集落への渓谷の道筋は2つしかなく、アジュラからとケヲスから、そのどちらもとても細く荷車が通るのは難しい。
けれど私とキツネさんはラバルという飛行獣なので悠々と上空から集落へと着地した。
赤色の岩を削り、もしくは積むことでできた2種類の住居。
遠目から随分と原始的な住居だなーと思っていたが着陸して建物をじっくりと見てみると住居の岩肌には細かい装飾…花や草蔓、場所によっては魔術回路によく似た紋様が掘られていて、圧巻だった。
キツネさんによるとただの岩に回路を刻んでも意味はないから本当にただの装飾ではないか、とのこと。
…私的にはバラド民族は高等秘術の『魔法』を扱っていたのだからそっちの意味合いか、もしくは部族の固有文明なものではないかと思ってみたり。
まぁ私はただの高校生だし大した知識もないから希望、ってのが強いかな。
だってその方が面白そうだし。
結局。
霧が出始めるまで私とキツネさんはラバルに荷物番を任せ、集落を探索した。
人一人どころか生き物が全くいないこの集落はとても静かで、建物内の生活感ある部屋だけが人が住んでいた証だった。
ただ…ひどく散らかっていたが。
「殺された…?」
1人を除いて。
先程までのほんわかとした雰囲気とは違って僅かな振動で壊れてしまう一本の透明な線が奔る。
壊そうとする意思はなくとも無意識に飲んだ息がそれをパリンと壊してしまう。
「そうだ。 バラド民族自体それほど数が大きい訳でもないが、それでもそこに
住んでいる人間を1人残して全員殺すっていうのは異常さ。
もっとも残った1人も偶然だったようだがな」
ポテの言葉が淡々と届く。
「アイザワ達がそんなバラド民族の現状を調べてた時、『黒き渓谷』の
入り口付近で待機していた俺とテマ、ピキアートに俺たちの走行獣が
いたんだが突然人型の集団に襲われてな…なんとかピキアートのおかげで
助かったのさ。 で、襲ってきた奴らは顔を隠してたが小柄で魔術機具を
使用し身体能力が優れる…そんな特徴を持つのはケヲスの人間だけだ」
焚き火はその役目と寿命を終えひっそりとしていた。
そしてそれは光源としては当然使えなく、眠っているラバルの側で跡だけが残っていた。
今現在、私とキツネさんの間には炎の宝殊が入ったランプが置かれている。
溜め込まれた魔力を消費して仄かに光るランプは優しい温かさを伴っている。
さっきまで漂っていた甘い匂いは風で薄められ、静かで静かすぎる夜の匂いしか感じられない。
そんな中、『物語』を読み直していた私にキツネさんが話しかけてきた。
「小鳥さん」
「何? キツネさん」
私の視線は『物語』のまま。
「確かあの時コルトベヲラントの『揺るぎなき巨塔』の
中に入ったんですよね?」
「えぇそうですよ、その中のギルドセンター本部にお邪魔したんです」
「何故です?」
「偶々ティンガ族の方と知り合って案内されたって言ったじゃないですか」
嘘だ。
本当はこの左足が原因で、『治療』のために連れ込まれたのだ。
…本当にキツネさんは私の言いたくないことを言わせようとしてくる。わかっているくせに。
けれどこればかりは認めることも口にすることもない。する気がない。
「しかしそんな、」
「そんなことがあっちゃうのが異世界でしょ? ポテとテマに会ったのと同じようなもんだよ」
だから私はコチラを言い切る。
そうすればそれが真実として通るのだから。
「それはそうかもしれませんが…」
勝った。
でも私は決して嬉しい気持ちにならない勝利を見て見ぬ振りをする。
「ねぇキツネさん、私に付き合わなくて寝てもいいんだよ?
見張りは私がするからさ」
異世界の文字で書かれた『物語』を現実世界の日本語で『日記』へと書く。
翻訳、というよりは『物語』を聞いた私が自分の解釈も加えて『日記』に纏めている感じなので違うと思う。
要約とも違うし…何て言えばいいんだろ?
「まぁいいや」
その言葉見つけても意味はないし。
呟いた声はランプの向こうで眠るキツネさんを起こさないように小さく。
私に負けたキツネさんはしぶしぶ「わかりました」って言うとすぐに寝る体勢になり、しばらくしたら寝息が聞こえてきた。
やっぱり、って思った。
『…ドラゴンというのは絵本の中で大暴れしてみんなの住んでいる場所をめちゃくちゃにしちゃったり魔物の中で1番強いという想像によって作られた空想の存在であったりと目撃したとかいう実在の情報が一切ないのに人々の間で伝わってきたモノ。
SSSランク任務とドラゴンについて詳しく聞くため訪ねたマライルさん。
獣人である彼の部族「ティンガ族」ではドラゴンについてある口伝があるらしい。
それが「決して竜と対してならない。我らの長なのだから」という言葉だ。
マライルさんとその場にいたガザリアさんによる解説は長くもわかりやすかった。
で、簡単に言ってしまえば竜は『獣』の長であるのだから殺してはならない。
おかしい。
現在人の中では空想であるものの倒さなければならない対象で、昔からの口伝では獣人と同類だから殺してはいけない対象である。
マライルさんがそんな嘘を言うようなヒトでないのは短い付き合いだけどわかっている。
だから両方本当で嘘はない。
おかしいけれどまぁ現実世界でもよくあることなんかじゃないかとも思う。
ただあれだけ学者のようなマライルさんがそのことに違和感なりおかしさに全く気付いてなさそうだってことだ。
部下のガザリアさんだってその場にいたオロキュスさんだって何も言っていなかった。
勇者アイザワのパーティーの中にはティンガ族が1人いたのに。
…昔と今では思想が変わったから?
でもキツネさんの有効利用によると「獣人」は部族の歴史を重んじる傾向にあるって聞いている。
それは口伝という方法で現在にも伝わっているのだから頷けるし確かだ。
けれどけれど。
ケヲスを襲撃したドラゴンは勇者アイザワ達によって倒されている。
RPGとかだったら仮想で「倒した」=「死んだ」という感触がしないんだけど、この異世界は現実なのだから=「殺した」んだろう。
同類なのに?口伝があったのに?
勿論勇者アイザワのパーティーは人間もいたから彼らはティンガ族の思想がないから倒すことに躊躇がないというのはわかる。
なら何故それがギルドのSSSランク任務として扱われたのかってことだ。』
とりあえず思いついたまま書き綴ってみた。
読み直していかにもそれらしさが出ていて書き直したくなったけれど手に持っているのはボールペン。
斜線をしてまで訂正するもんでもないと思いこみ、一旦『日記』から目も手も離した。
「ふぅ…」
途端に体が軽くなった。
それはそうだ。
『日記』は『赤い本』なのだから。
触れるだけで体の中にある「流れ」を知覚して、その流れがズリズリと蠢くのだ。
最初の時みたいに痺れたり動けなくなったり意識を失うことはなくなったが、嫌悪感は変わらない。
深く長く、浅い息をして気分を快方へと頑張るが今回は長時間触れ過ぎたようで良くない。
気分は沈み切ったように最悪だ。
私はボールペンをベルトのポケットにしまうとランプに背を向けるように体を反転、誰もいないバラド民族の住居を下部に全面天の川な空を上部を視界に収めた。
ただ単に自然の風景を眺めていればマシになるかな、って。
「…」
まぁそうでもないみたいだけど。
そもそもこんな面倒臭いことになっているのは私の「魔力拒絶症」が原因だ。
病気ではなく体質だから治すことは出来ない、だけど対応は出来る。
今現在「赤い本」に触れている時だけ魔力受給量が急激に増えており、その魔力に身体が対応出来ていない為異変が起きている。
おそらく数を重ねるごとに異変が変わるのは私の身体が慣れようと頑張っているんだろう。
ただその慣れが気持ち悪い感覚を普通と捉える慣れなのか全く感じなくなる慣れなのかはわからないけど。
できれば後者の方が楽だよね?まぁ気が付いたら貯蓄オーバーして倒れたなんていうのはイヤだけど。
とはいえ「赤い本」に触れていなくともただいるだけで魔力は供給され続けている。
慣れがどーのこーの不満を言っている場合じゃないかも。
ならば考えることは…いかに私の「純粋魔力」を消費するか、だ。
首都アズライトの城下街にあるケヲスの商店のおっちゃんから買ったリストバンド型の魔術道具。
一応純粋魔力で使えるモノで魔力消費のために買ったものだけど…反射的にモノを殴って壁に穴を開ける、その辺の石を力を込めて握ればゴナゴナに…いや、消費目的なのに威力強くね?
っていうかソレらは起動しだだけで得られる肉体強化という効果だ。
宿に走って戻る時とか巫女さんとの会談の時には役に立ってくれたけど特に魔力使ったなーとかはなかった。
つまり、それほど魔力を消費しないか私の純粋魔力が多過ぎて多少の消費にも平気だということ。
なら…色々面倒なことになってくれたアジュラの首都入り前での魔物との戦闘ではどうだろう?
正しくは戦闘時に使った「装填」と「噴出」だ。
あの時は魔物を倒す為に一生懸命だったあれは私の純粋魔力をぶっ放しているだけだし。
となれば魔力消費に役立ってくれるかも?
「空に向かってぶっ放せと?」
想像してみる。
空に向かって「噴出」と叫ぶ小鳥遊小鳥を…。
「ないわー」
まじでないわー。
何で真面目な顔で空に向かって両手を突き出しているんだ自分。
すぐ傍にいたキツネさんが後姿なのが気に食わない。ぜってー笑ってるし。
頭を抱えながら後ろを窺う。
…キツネさんもラバルも熟睡している。 良かった起きてない。
確かに良い方法だと自分でも思うがもはや実行したくない。
いや勿論戦闘とか必要時には使うけど…うん、ないかな。うん。
次の方法を考えよう、そう思って立ち上がったら「赤い本」を抜いていて片方にしか「重り」がないためバランスを崩す。
片方の重り……。
エルフの巫女さんのどこか遠い目をした笑顔を思い出す。
って…あぁそうか、これ使えるか。
「『収集の本』ねぇ…」
くすんだこげ茶色のカバーは見るからに古そうだが触ってみると擦れたような感じはなくしっかりした本だ。
きっと巫女さんたちの保管が良かったんじゃないかと思う。
で、その巫女さんによれば中の本紙には全て空の回路が刻まれているという。
その回路は私がしてる魔術道具のようにワン・ワード・キーによって開閉でき、更にその言霊に籠められたエルフ特有の『魂有する言葉』が中表紙に刻まれた複雑な回路の魔術を起動、外界にある『力』を本紙に注ぎ込む…らしい、です。
ケヲスは単純な動作か言葉で使用でき魔力の消費を最小限に抑えているのに対してエルフは複雑や長時間の詠唱が必要な魔術を発動の言葉に『魂有する言葉』を加えることで短縮、ただし魔力消費が多い。
…以上、エルフの巫女さんによる有効利用でした。
『魔力消費の効率なんやで悩みのなさそうな管理司書長さんでしたら大丈夫でしょう、多分』
『そもそも格下相手の魔術取り込んでも意味ないですし…あ、失礼ですよね?』
いえいえ、いらない記憶まで呼び戻してくれてアリガトウデス。
とにかく、この本を使えば私が溜め込んでいる純粋魔力も減らすことができるわけだ。
うん、それだけで良いじゃないか。
それに純粋魔力でも魔物に有効らしいし使えるな、うん。
うんうん。
納得するように頷いて、早速こげ茶色の本を両手に持ち、教えてくれた言葉を唱える。
「『飲み尽くす本』」
…結果?結果なんていうのは本当に嫌なフレーズに聞こえてくる。
「いい加減小鳥さんも学習してくれると嬉しいんですがね」
クアァー。
ラバルにも呆れられた。
いや確かに私だって同じ気持ちだよ?自分に呆れているよ?
「そんなんじゃ反省している様子もないですね…全く」
「ちゃ、ちゃんとしてるってば!」
唯一動かせる顔だけをキツネさんになんとか向けて、声を上げる。
「倒れてすみませんでしたっ!!」
いやほんとマジでさ。
おまけ~ケヲス入国においてのエトセトラ~
ケヲスに向かうにあたって出発当日、フランフォルグが突然宣言した。
「変装してケヲス入国するから。以上」
「「「えっ?」」」
反論は認めない、ていうか反論なんてないよ。そうだろ?という上司のスタンスに
カトリーヌ・ケルヴィン・アイザワの3人はただ唖然とするだけだった。
~そんなカトリーヌとケルヴィン~
「はぁ…なんで私がフランフォルグ様の奥様なのよ」
王城には結婚間近の本当の奥さんがいるのに。っていうか女らしい格好なんて似合わねぇ。
ため息をつくカトリーヌ(偽妻)にケルヴィン(偽商人)が声をかける。
「よく似合っているよカトリーヌ。 いいやカトリーヌ奥様というべきかな?」
早くも商人ウッドロウ・キスリアとして振舞うケルヴィン。
彼はこうしてなりきることで褒めたのだ、普段はそんなこと素直に伝えられないから。
しかしここで問題なのは彼女は真っ直ぐな様で実はそうでもないのだ。
「ふん、こうでもなきゃ『結婚』して『奥さん』にも、『女性』としても見られ
ないでしょうね。 そんなの自分でも嫌でもわかりきっているのよ」
「あ、いや…そういうわけじゃ…」
ただ純粋に褒めただけなのに。そんな訂正をする前にカトリーヌは普段身に付けもしない
装飾品をジャラジャラいわせつつケルヴィンに背を向けてその場を離れてしまう。
~そんなケルヴィンとアイザワ~
「…もう無理。 マジ無理だから。 頭痛い」
「何を言っているんだこの見習い風情が。 せめてボロが出ないように人がこうして
教えてやっているのに。 見習い風情が覚えることなんぞまだまだあるんだぞ?」
勇者アイザワは商人ウッドロウの部下、見習いのアイザとして。
アイザワは先ほどのケルヴィンとカトリーヌの会話は見ていた。だって丁度聞きたい
ことがあって声をかけようとした時だったんだもの。 そしてそれでケルヴィンのことを
からかおうとしたらこれだ。 なんでケルヴィンがフラン(鬼教官)化してんだ。おい。
原因は考えればわかるだろうけど今はそれどころじゃない。
「ちょっと休憩ー」
「いいぞ」
知恵熱で頭痛までし始める頭を抱えて試しに言えば意外にもすんなりと頷いてくれた。
それこそマジで?と聞きたい。 だってフランなら即却下するし。
パァアと希望に満ちた視線をケルヴィンに向けると彼は微笑みで持って地獄に突き落とした。
「休憩さえすればあと残り全部教えてもいいんだな?」
「…いーやーだーぁー」
~そんなピキアートととある少女~
「どこへ?」
「アイザワと遊ぼうと思って」
「あー…でも彼はとても忙しそうですし邪魔しちゃいけないですよ?」
「…ウン」
「その代わり私と遊んでくれませんか?」
「イイの?」
「えぇ。 …ほら、この石面白い形してますね」
「ホントだ。 あ、こっちにキレイなのが」
「これなんてどうです? 色も鮮やかで丸みがなめらかですよ」
御者ピキアートとカトリーヌの従者の少女。
~そんなフランフォルグとティンガ~
「おーいフランフォルグ」
「…」
「フランフォルグ、聞こえているだろーが」
「…」
「…」
「オーライト・K・テーラー」ボソッ
「何だい?」
「…いや、あぁそれでいいんだよな、あぁ」
「は?」
貴族の遊び呆ける次男坊、オーライト・K・テーラーになりきるフランフォルグに
あまりのなりきりさにちょっと引いたその雇われ護衛のティンガ。
~そんなポテとテマ~
「いや~平和だよなぁ、テマ」
「いや兄さんそれ本気で言ってる? っていうかピキアートのところしか見てないよね?」
「何言ってんだ、商人たるもの物事の視界は広くないといけないぞ?」
「今言ってんのは現実を見る視界なんだけど」
「いや~平和だよなぁ、テマ」
「それ僕の足元見て言ってみな? 蹲ってる屍なアイザワがいるでしょ?見えてるでしょーが」
「そんなのは見て見ぬふりさ。 俺の平和にそんなのはいらねぇ」
「うわぁ…でも確かにそうなんだよね」
アジュラの商人ポテと御者テマ。 ついでに涙を滝のように流すアイザワ。
小鳥さんがグダグダ考える回、でした。
気が付くといつもの目安の文量を超えていたので強制終了、な感じです。
物語というより小鳥さんのグダグダだったのであまり長くてもねェ…
前話から改行の仕方を変えています。
以前の仕方とどちらが見やすいか意見を聞かせてくれるとありがたいです。
感想欄・活動報告どちらからでもどうぞ。
ではではまた次回に。