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箇条書きプロットを利用する

「なかなか書きながら話を考えるのは難しいから、少しは話を考えてから書こう」と思ってノートを取り出したはいいが、いざ話を考えるとどうやってまとめたらいいかわからない、ということはないでしょうか。


 いわゆる「プロット」なのですが、「プロット」と聞くと、初めて小説を書く人や使わない人にとっては難しいように思えます。

 要するにプロットというのは、小説の流れを作ったり、矛盾ないように組み立てたりする作業で、小説を書きやすくするものです。

 書き方は人によって違いますし、形式にこだわることによって本来の目的を達成できなければ意味がありませんから、自分にあったプロットの作り方を考える必要があります。


 初めてプロットを立てるのにやりやすい方法としては、「とにかく書きたいことを箇条書きにしてみる」ことです。

 順番はとりあえず置いといて、書きたい事柄をどんどん書き出してみましょう。

 書くものはノートでも裏紙でも、なんでもよいです。没アイデアもどんどん書いてみましょう。

 ある程度物語にできる分量になったら、順番を考えてみましょう。

 流れがある程度決まっているのであれば、後から思いついたアイデアは、入れようと思うところの隣に書いておくとわかりやすいと思います。

 こうやって、大体の流れを書いておくだけでも、小説を書くときに役立つのではないかと思います。


 後からアイデアを追加する可能性が高い場合は、カード形式にする方法もあります。

 何枚か切った紙を準備しておき、それに書きたい事柄を一枚ずつ書いておく方法です。

 こうすることで、順番を考える際に並べ替えやすいですし、後からエピソードを付け加えたい時も簡単に間に入れることができます。


 パソコンでプロットを組み立てる人もいるかもしれませんが、個人的には手書きで作った方がいいと思います。

 というのも、手書きの方がいろいろとスペースを工面できますし、図や表が必要な場合にフリーハンドで描いた方が早いからです。

 また、自分の手で書くことで、書いたことが頭に入り、執筆する際にわざわざ読み返さなくてもある程度流れがつかみやすくなります。


 話を聞くだけでも難しいと考えてしまうプロット。

 しかし、特に長編の小説を書く際には、一度プロットを書いた方が書きやすいのが事実です。

 紙の上で簡単プロット。一度試してみましょう。

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