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制限時間を設けよう

 小説家や漫画家といった、創作系の職業についている人というのは、常に時間との闘いと言えます。

 もちろん製造業でも納期と言ったものがありますが、製造業とは違い、「ゼロから作っていく」という作業が必要となっていきます。

 決まった手順もなく、誰かに手伝ってもらうこともあまりできない。限られた時間の中、自分の考えを絞り出すというのはなかなか大変なことです。


 趣味で小説を書いている人は別に構わないのですが、いずれ小説家など、文章を書くことを職業にする人は、「制限時間がある」ということを意識しなければ、職業として成り立たないということを理解しなければなりません。

 限られた時間でどれくらい良い作品を作ることができるか。プロの物書きになるのは難しいものです。


 そこでまずは、自分が書こうとするものに対して制限時間をつけてみましょう。

 ショートショートや短編なら分単位がいいでしょう。長編だと長さにもよりますが、何日までに書き上げる、いったことを決めるとよいでしょう。


 長編でも短編でも、基本的には「短い話の連続」であることが多いです。長編の大きなイベントの一つの章をとっても、その中に細かい動きで小さな話をたくさん積み重ねていることがわかります。

 なので、「短編小説から始めてみる」でもあったように、短編小説を、できるだけ早く書くように練習してみましょう。

 制限時間の中には、考える時間も含まれます。小説を書く際に一番時間がかかるのが、この「考える時間」でしょうから。


 プロットを立ててもいいですし、頭から思ったことを書いていくのでもいいですし、とにかくいろんなやり方で数をこなしていきましょう。

 時間内に終わりそうになくても、なんとか時間内にまとめ上げましょう。


 時間制限があることで、なかなか面白い話ができないことが多いでしょうが、それでも数を重ねていくことで短時間でいろいろ考える習慣が身に付きますし、時間を守る習慣も身に付きます。

 また、時間内にどれだけ自分が書けるのかを知ることで、計画的に執筆することができます。


 性格にもよりますが、時間を守れない、という人もいれば時間をきっちり守る人もいるでしょう。

 しかし、時間は無限ではありませんから、時間を守るということは大切です。

 たくさん時間をかければいいものが書けるというものではありませんから、まずは素早く考えてまとめる能力を身に着けてみましょう。

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