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まずはアイデア勝負で行こう

 投稿サイトに投稿していても、なかなか読まれなかったり、感想を書いてもらったりしてもらえないことはよくあります。

 きちんと小説を書く上でのルール、作法は守ってるし、読みやすいように書いているし、情景描写や心理描写をしっかり書いているとしても、必ずしもそれが高い評価につながるとは限りません。


 逆に、特に小説作法を守っているわけでもないし、情景描写や心理描写が適当な作品でも、評価が高かったり、感想がたくさん来ていたりする作品はたくさんあります。

 何故かというと、「単純におもしろいから」です。


 アイデアが良かったり、展開が面白かったり、登場人物に魅力があったりすれば、小説作法がきちんとされてなくても、情景描写や心理描写がキチンと描けていなくても、読者は読んでくれます。

 逆に、いくら小説作法を守ったり、情景描写や心理描写をきちんと描けていたとしても、内容がつまらなければ読んではくれません。

 読者は別に情景描写や心理描写を読みに来たのでなければ、小説作法がしっかりできているかをチェックしに来たわけでもありません。「面白そうな小説を読みに来た」のですから、中身が面白くなければ途中で読むのをやめてしまいます。


 小説を書く上での障害として、「きちんと書けないから」「小説作法がわからない」「情景描写や心理描写がきちんとかけない」というのがあげられるのではないかと思います。

 確かに、文章を書きなれていない人にとっては、そういう物は難しいかもしれません。

 しかし、まずは自分の書きたいように書き、しっかりと最後まで書き上げることが重要でしょう。

 小説作法なんてものは調べればいくらでも出てきますし、後から修正すればいいでしょう。情景描写や心理描写も、必要な時に勉強して追加していけばよいでしょう。

 しかし、「アイデアの出し方」はいくつかあっても、「アイデア」自体は自分で生み出すものであり、誰かに教えてもらうものではありません。

 その「アイデア」の部分こそ、読者が読みたいものであり、筆者の気持ちを伝えられる部分です。


 やってみると、実はアイデアを出すということと、きちんと完結させるということは想像以上に大変です。

 自分の考えたアイデアをしっかりと出して、最後まで書ききることができることができれば、中身がどうであれ大切な経験となることでしょう。

 小説作法や情景描写なんて、出版する時やコンテストに出す時に修正したり追加できればいいのです。

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