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自分の小説で絵を描いてみよう

 絵や動画で表現できない小説で大切なのは、やはり文字だけでどれだけ読者にイメージさせるかということです。

 しかし、自分のイメージを文章だけで、過不足なく書いて伝えるのはなかなか難しいものです。

 何故かというと、書いている本人はイメージがすでに出来上がっていますから、自分の文章を読めばその情景や特徴を頭に描くことができますが、それが他の人に伝わるかどうかはわかりません。


 そこで、自分の文章がうまくつたわるかどうかを確かめる方法の一つに、「その文章で絵を描いてみる」という方法があります。

 情景描写、人物描写。それらを読んで、どういう状態かを紙に描いてみましょう。

 人に見せるわけではないので、別に絵が下手でも構いません。ほかに余計なものを加えず、書いていることを書いているままに描いていきます。

 そうすると、ある程度の絵が出来上がりますが、もちろん描いていないところもたくさんあると思います。

 描いていないところは、「読者に想像させる部分」となります。


 出来上がった絵はスカスカだったり、しっかり描かれていたりといろいろなパターンがあると思います。

 その絵の密度が、そっくりそのまま小説の密度ということになります。

 絵を見て、スカスカだと思ったら表現が足りないということになり、描けていない(=書けていない)ところを補充する必要があります。

 逆に、具体的すぎるところが出てくることもあります。その場合は、想像に任せたいところを削っていくとよいでしょう。


 想像に任せる部分と相手に伝えたい部分、それらをきちんと書くことができたら、小説の内容もある程度見栄えが良くなるのではないかと思います。

 ただ、これをすべての箇所にやると大変ですし、大半を読者の想像にゆだねるほうがよい場合もあります。

 ですから、しっかりと場面を想像してほしいところや、登場人物の外見を描いてほしい場合などに試してみるとよいでしょう。


 文字だけではわかりにくい場合は、ビジュアルを交えるとわかりやすくなることもあります。

 脳内で描くことを、実際の紙に描いて目で見ることも大切になることがあります。

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