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感想を書いてみよう

 頑張って書いた小説は、誰かに読んでもらいたい。そして、評価してもらいたい。おそらくそう思っている人が大半なのではないかと思います。

 その評価の中でも、もらってうれしいのはやはり「感想」でしょう。


 小説を読んでも、感想を書く人というのは割合的に少ないのではないかと思います。

 何故かというと、読むのは楽しいけれども、書くのは面倒だと考える人が多いから。感想を書く上でリターンが少ないと考える人もいると思います。

 逆に言えば、感想まで書いてくれる人というのは、熱心に読んでくれている人ということになります。そういう意味では、感想をくれた人にはきちんとお礼の返信はしたいものです。


 感想を書くだけなら「面白かった」「つまらなかった」だけでもかけるのですが、しっかりとした感想を書こうと思うと、その小説をしっかりと読まなければなりません。そのうえで、どこが面白くて、どこがよかったのか、そしてどこが悪かったのかを挙げる必要があります。


 感想を書くという労力を使う以上、やはりその分自分のものにしたいものです。そのためには、しっかりとした感想を書く必要があるでしょう。

 前述のとおり、しっかりとした感想を書くためにはしっかりと読む必要があります。

 しっかりと読む、というのはどういうことか……。


・登場人物の人物像がしっかり描けるか

・物語の舞台や風景が、しっかり描けるか

・誤字脱字が目立たないか

・小説作法にのっとっているか

・話のテンポは合っているか

・読みやすい文章になっているか

・アイデアのオリジナリティはどうか


 などなど、いろいろと観点はありますが、こういうところを気を付けながら読んでいくとよいでしょう。


 感想は一言で済ますのではなく、良い点と悪い点をしっかりあげましょう。

 そうすることで、自分の書いている小説とどう違うのかが見えてきます。

 良い点があるなら、それは自分の小説に活かすべきでしょうし、悪い点があるなら、そこに注意して小説を書く必要があります。

 他の人の文章というのは、自分が書いた文章を読むときと比べて間違えや悪いところ、良いところが見えやすいですから、推敲の勉強にもなると思います。


 ここまで詳しく感想を書くと、まるで編集者になったような感じになりますね。

 小説家に編集能力は絶対必要というわけではないですが、よりよい作品に仕上げるためには他人の作品を見つめ、自分の作品につなげることも必要になると思います。

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