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パソコンの知識をつけておこう

 ある日帰ってきていつものようにパソコンをつけたのですが、何故か真っ暗な画面に矢印だけが動かせるという状態になっていました。

 とりあえず取説を見ながら復旧を試みたのですが、リカバリが効かない。さらに動かない状態でもバックアップは取れるそうなので取ろうとしたが、その画面にすら移行せず。

 リカバリソフトも作っていなかったため、完全に詰みました。


 結局専門店に持って行ったところ、OSが壊れているのでインストールし直しとのことで、ハードを入れ替えた上で慣れ親しんだwindows7からwindows8にすることにしました。

 そこで、入れ替えたハードをHDDケースに入れて取り出そうとしたのですが、今度はパソコンにさしてもドライバがインストールされません。

 もう一度専門店に見せたら、「ハードが壊れているので復旧は難しい」とのこと。自力でデータを取り出すのはほぼ不可能で、業者に頼むしかないのですが、そうすると安くて4万~5万かかるそうです。ということで、実質パソコン内のデータは全部消えてしまいました。


 よっぽど乱暴に扱ってない限りはそうそうパソコンは壊れるものではないのですが、さすがに何年も使っていると丁寧に扱っていてもこういうことがあるのです。

 原稿用紙やノートに書いているならこういうことはありませんが、今の時代、ほとんどの人はパソコンで小説を執筆しているのではないかと思います。ということは、少なからずパソコンの知識がなければ、何か起こった時でも対処ができなくなってしまいます。

 おそらくパソコンは必須アイテムになっているでしょうから、あまり機械に強くなくても、少しはパソコンの知識をつけておく必要があります。


 せっかく書いた小説、およびフォルダが消えてなくなるという悲劇を防ぐために、パソコンについていくつか知っておいたほうがよいことをまとめてみました。


・リカバリソフトを作っておく

 購入時には一応本体にも入っているリカバリソフトですが、OSが壊れたり、ハードディスクが壊れたりすると、リカバリソフト自体起動しなくなることがあります(今回はこれのせいで大変なことになりました)。

 なので、万が一に備えて、リカバリソフトを作っておきましょう。

 ちなみにリカバリソフトの作り方については、パソコンを買った時の説明書に書いてあると思うので、そちらを参照にしたほうがよいでしょう。


・こまめにバックアップを取っておく

 小説を書くときにこまめに保存するように、定期的にデータのバックアップを取っておきましょう。

 バックアップさえ取っておけば、パソコンに何かあった時でもそこまでのデータは保護されているので、大きなダメージを受けずに済みます。

 パソコン内のバックアップ機能を使ってもよいですし、外付けのハードにデータを逃しておいてもいいでしょう。


・保存は外付けハードだけでなく、パソコン本体にもしておく

 データの保存は、どちらか片方だけでなく、両方にしておいたほうがよいそうです。

 先ほどから書いている通り、パソコンが壊れた場合は外付けハードのほうにデータがあれば助かります。逆に外付けハードに保存していても、例えば保存中に衝撃を与えた場合消える場合があるので、本体にも同じものを保存しておいたほうがよいでしょう。


・ウィルス対策をしておく

 ウィルスはデータが壊されたり消されたりすることはもちろんですが、ほかの人に感染させて迷惑をかけることがあるため、対策はしておきましょう。

 

・ネット上に保存してあるものでも、本体や外付けハードに保存しておく

 インターネット上で作業しているから関係ない、と思っても、例えばサーバの障害でデータが消える可能性もありますし、閉鎖してしまう可能性もあります。

 なので、サイトに保存してあるからと安心せずに、コピーを取っておいたほうがいいでしょう。


 これらは小説を書くときだけでなく、ほかのパソコン作業を行う際にもやっておいたほうが良いことなので、やっておいて損はないでしょう。

 データ修復にはすごいお金がかかりますから、自分でできることは自分でやっておきましょう。

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