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自分のスタイルを貫くか、読者に合わせた話を作るか

 自分が書く小説というのには、得意ジャンルもあれば苦手ジャンルもあると思います。

 同じように、自分の書くスタイルというのも、たくさん書いていくと確立していくものではないかと思います。

 特に編集の加わらない、自由なスタイルで書いていくネット小説だと、表現方法や情景描写の書き方だけでなく、改行の仕方だったり、空行の扱い方だったり、そういうところでスタイルが出てくるのではないかと思います。


 ただ、当然のことながら、そのスタイルは受け入れられる人もいるし、受け入れられない人もいます。

 受け入れられる人というのは、小説を書く際にも同じようなスタイルになっている人が多いのではないかと思います。

 そうなると、受け入れられない人というのが大半になってくるのではないかと思います。数人の集まりではなく、読者も何万何十万といる可能性がありますから。

 その場合、自分のスタイルが受け入れられないと、なかなか読んでもらえないということが起こりえます。

 もちろん、単に読みづらい、小説作法に明らかに合って無い、などの理由であれば修正する必要がありますが、確立してしまっているスタイルを変えるというのはなかなか難しいものです。


 もし読者にあわせたスタイルにしたいと考えるなら、人気の小説を読んで、どのようなスタイルを作っているのか研究してみるとよいでしょう。

 改行のタイミングはどうなっているのか。

 空行の使い方はどうなのか。

 登場人物の紹介の仕方はどうなのか。

 情景描写の書き方はどうなのか。

 心理描写はどのように書いているのか。

 話や章の区切り方はどうしているのか。

 同じ上位の作品でも、いろいろとスタイルが違ってくるのではないかと思います。


 ただ、このようにして無理にスタイルを変えてしまうと、読者はついていけるようになるかもしれませんが、自分らしさが出なくなってしまいます。

 もしお気に入り登録している人がいるなら、スタイルが変わってしまうと「この人はこのスタイルの作品がよかったのになぁ」と離れてしまう可能性もあります。

 また、今まで慣れていたスタイルを変えると、なれていない分文章構成に苦労したり、おかしなことになってしまう可能性もあります。


 今の読者にあわせたスタイルにするのか、あくまで自分のスタイルを貫いていくのか。どちらも一長一短がありますから、自分のやりやすい方でやったほうがいいでしょう。

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