ストーリー作成のヒント:何かをモチーフにする
小説のネタを思いつく方法は人それぞれだと思います。散歩しているときにふと思いついたり、日々の生活からふと思いついたり、ゲームをしていて「これがこうだったら」と思ったり、飼っているペットの行動から思いついたり、何がきっかけになるかわかりません。
行動派かどうかにかかわらず、大抵は「ふとしたきっかけ」から、物語のネタやコンセプトを思いつくものです。
さて、こういうものは「偶然」思いつくものであり、アンテナの感度や行動範囲によって、発見できるかどうかの確率は左右されるのではないかと思います。
どうしてもネタが思いつかない、けれど書きたい、という場合、とりあえずどこか歩き回ってひらめきを待つ、という方法もあります。また、自分から探しに行く、という方法もあります。
よく考えられるのが、歌や童話、あるいは神話などをモチーフにした物語です。
童話や神話といったものは、名前をつけるのにも便利ですし、読者もある程度の知識があればストーリーに入りやすい、という利点があります。
また、最近はボーカロイドでストーリー性のある曲を手がけている人もたくさんいますから、そういうものをモチーフにしてみる、というのもよいのではないかと思います。もちろん、どこかに出版する、というのであれば、作者に了解を取る必要があります。
しかし、この「曲の歌詞からストーリーを作る」というのが、結構難しいのです。
物語として想像しやすい、PVがあってわかりやすい歌詞ならよいのですが、大抵は人によって解釈がいくつもできたり、同じアーティストの作曲した曲と関連していたりと、複雑になっています。
下手すると、歌詞がほぼ丸写しになってしまった、ということもありえるでしょう。
歌や神話に限らず、ネットサーフィンをしていればいろいろと面白いネタを拾えるのではないかと思います。
インドア派の人も、いろいろと行動してみて、いろんな情報を集めてみましょう。




