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いろんなジャンルに触れてみる

 人によって得意なジャンル、苦手なジャンルというものがあると思います。

 例えば推理小説が得意だったり、恋愛小説が得意だったり、あるいは長編が得意だったり短編が得意だったり、といった感じです。

 もちろん、得意なジャンルについて書いたほうが楽しいでしょうし、すらすらと書けるでしょうから、得意ジャンルをしっかり活かした小説を書いていくというのは大切なことだと思います。


 どのように小説を書いたらいいか、どんな小説にしたらいいか、ということでいろんな小説を読んで勉強する人もいると思います。

 しかし、せっかく読むなら、得意ジャンルの小説だけでなく、いろんなジャンルの小説を読んだほうがいいのではないかと思います。


 小説にはいろんな要素が含まれます。例えば推理小説であっても、そこで恋が生まれることもあるでしょうし、笑いを取ることも必要になってくるかもしれません。

 得意ジャンルを活かすにも、その要素ひとつだけだとあまり変化がなく、話の構成やオチはよいのに、メリハリが少なくて話し全体がおもしろく感じないと思われるかもしれません。

 ですから、一つの要素に特化するのもよいですが、時には他のジャンルの小説を読み、その要素を取り入れるようにしたほうがよいでしょう。


 先ほどの推理小説の例で言いますと、例えば恋愛小説を読むことで、人の心情や葛藤、愛憎劇などを取り入れることができるでしょうし、冒険物を読むことで、探偵や犯人の移動する場面を描いたり、何らかのトリックを思いつくきっかけになるかもしれません。


 逆に、恋愛小説を書くのに推理小説を読むことで、例えばなんらかの事件が起こってそこから恋が芽生える、という話もできます。そのための事件の描写が、推理小説には書かれているのではないかと思います。

 あるいはホラー小説を読んで恐怖という要素を取り入れることで、そこから恋が発展する、といった動きも作ることができます。


 一見純粋なジャンルの小説のように見えても、実はいろんな要素が絡まっていることが多いのです。得意なジャンルの小説を読んでも、その中に別の要素が入っていることが発見できると思います。

 いろんな場面を描くために、いろんな描写方法を習得するために、今まで読んだことが無いジャンルの小説にも目を触れてみるとよいでしょう。

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