ストーリー作成のヒント:日記やブログをつけてみる
「事実は小説より奇なり」ということわざがありますが、実際に起こる出来事というのは、フィクションよりも奇妙だったり、おもしろかったり、ありえなかったりすることが結構あるわけです。
作り物の物語では、自分の経験や想像でしか語ることができないため、脳内だけの話作りには限界があります。
そこで、物語を作る上でのヒントとなるのが、実生活です。自分の生活の中ではさまざまな出来事が起こっており、自分からは普通であっても、周りから見るとおもしろいということが結構あったりします。
また、その出来事が起こったときに、そこには自分がいるのですから、「当事者」の気持ちを知ることができます。
そういった出来事を、ブログや日記にまとめておくと、もしかしたら後で役に立つかもしれません。
ストーリーを書いていてその先に行き詰ったり、何を書こうか迷ったりしたときに、ブログや日記を書いている人は、それを読み返してみると良いかもしれません。もしかしたら、似たような出来事があったり、続きに繋がる出来事があったりするかもしれないのです。
実際、私の話も、いくつかmixiで書いていたものを元にしたものもあります。それは元から小説形式だったのですが、もしかしたら単なる日記の中にも、話のネタになるものがあるかもしれません。
自分の記憶をたどるにしても、文章にしていれば思い出しやすいと思います。
今ブログを書いている人は、自分のブログを読み返してみてください。
まだ書いていない人は、ここの活動報告に書いたり、あるいは日記形式で連載として、まとめておくと良いかもしれません。
自分の書く文章は、自分が体験したことをもとに書くものですから、その記録というのはとても価値があるものではないかと思います。




