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ネーミング辞典

 少し前の話ですが「ネーミング辞典」というものがブックオフに置いてあったので、買ってみました。

 これは日本語一語に対して、英語やフランス語などといった11ヶ国語に翻訳されたものを表記した一覧表です。

 ちょっと読んでみると、「へぇ、これってこういう意味だったんだ」というのが結構あります。カテゴリ別に分類されていて、逆引きもできるので便利です。


「キャラクターのネーミング」でも触れましたが、キャラクターだけではなく、例えば舞台となる星や地方、町の名前、建物の名前、モンスターの名前、店の名前と、とにかく小説世界では名前をつけるのになかなか苦労するものです。

 ただ単に適当なカタカナを当てはめるだけだと、名前の由来とかの話に持っていきにくく、キャラをイメージしにくいということもあります。

 なので、できれば名前にも何らかの意味を当てはめたほうが、きれいな名前をつけやすいですし、物語を展開しやすいのではないかと思います。


 ちょっとネーミング辞典から例を挙げてみます。

「蛾」という単語を見てみます。日本語だとあんまりイメージよくない気がしますが、イタリア語だと「ファレーナ(falena)」、ドイツ語だと「ナハトファルター(Nachtflter)」といいます。兄がナハトファルター、妹がファレーナっていう兄妹、どうでしょうか。

 ただ、名前の由来だけでなく、特徴も出しておく必要があるでしょう。さっきのナハトファルター兄さんだったら、蝶ほどきれいではないけど、跳躍技が得意とか、どこかから毒の粉をばら撒く、といったことが考えられます。

 ちなみに蝶はフランス語では「パピヨン(papillon)」、イタリア語では「ファルファッラ(farfalla)」、ドイツ語では「シュメッターリング(Schmetterling)」です。


 一つこういうのを持っておくと、名前をつけるのに苦労しなくていいかもしれません。

 ただ、外国語の名詞には男性女性といった「性」が存在しますから、詳しく知るには分厚い辞書が必要になるでしょう。そこまでする必要性は不明ですが、こだわるなら考えておきましょう。

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