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ワタシトノベル――私の小説の書き方メモ  作者: フィーカス


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ストーリー作成のヒント:登場人物から生まれる物語

 ストーリーを考える方法も色々あるのですが、私の場合、たまに登場人物があって、そこからストーリーが出来上がる場合があります。


 もっとも一般的なのが、登場人物の「能力」に関することですね。「こういうキャラクターを作りたい」と、先に登場人物の人物像ができ、「その登場人物が活躍できる舞台」を作っていく、という方法です。

 例えば、何らかの特殊能力(空を飛べる、人の心が読める、など)を持った普通の少年を主人公としたい場合を考えてみます。

 まず、その少年が何故そのような能力を持ったのか、という「能力を持った経緯」が思い浮かびます。普通の少年ですから、(舞台によりますが)学校には行っているはずです。そこから、「学校での生活」のエピソードが思い浮かびますし、友達もいるでしょうから「主人公の交友関係」というのも描けると思います。

 特殊な能力を持っているのですから、もしかしたら秘密にしておきたいのかも知れません。そこで「私生活で隠し通す主人公の行動」も描けます。また、能力は使ってなんぼですから、「初めて能力を使ったとき」のエピソードもかけます。

 ずっと隠し通していたのではおもしろくないですから、「能力を持っていることがばれたこと」の話は必要でしょうし、「能力を持っていることを知っている人同士の秘密」についてもいろいろ考えられると思います。

 特殊な能力で普通と違いますから、悩みも尽きないと思います。「能力を持つことでの葛藤」というのも、物語を描くための重要なポイントといえるでしょう。

 その能力を持っているのは主人公だけとは限りませんから、「同じ能力を持つ人物との接触」や、「同じ境遇を持つ人物との接触」のエピソードはほしいところです。

 基本的には、「その能力を使った出来事」を書くのが一番の目的でしょうが、その中でも「その出来事から生まれる仲間」や、「バトルで現れたライバル」も必要となっていくでしょう。

 主人公がその能力を使い続けるのは、「その能力によって得られたもの」「その能力によって失ったもの」の天秤をかけた結果でしょうし、「能力による出会いと別れ」というものもいくらでも書けると思います。


 こうやって考えていくと、たくさんのエピソードが作れるのではないかと思います。連想ゲームの一つですね。

 ストーリーに行き詰ったら、登場人物の性格や能力から、いろんなエピソードを考えてみるとよいでしょう。

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