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ストーリー作成のヒント:連想ゲーム

 文章は、言葉が幾重にも重なり、一つの意味をなすものです。言葉の一つ一つの意味を繋げ、それを文章にしていく。その文章がいくつも繋がることで、物語を形成します。

 ということは、文章にある言葉と言葉は、それが繋がることで化学反応を起こし、そのつながりが言葉一つでは得られなかった意味を形成します。


 一つの言葉に、意味が一つとは限りません。その言葉の意味を掘り下げていくことで、いろんな文章を考えることができます。

 また、その言葉一つから連想される言葉というのも、数えようとすると数え切れないくらい存在します。ということは、一つの言葉について、その言葉から連想されるキーワードを挙げていくことで、それだけでも一つの文章が書けるような気がしてこないでしょうか。


 ただ、たった一つの言葉だけだと、さすがに大変です。ですから、一つの言葉から連想される言葉を挙げたら、次はその言葉から連想される言葉を挙げていく……というように、連鎖的に連想ゲームを繰り返してみるのも一つの手です。

 そうやって出てきた言葉をメモしていくと、たくさんの言葉が並びます。それらをキーワードとすれば、何かアイデアが思い浮かぶかもしれません。


 連想ゲームが苦手な人は、しりとりでもいいかもしれません。しりとりだと一見関係なさそうな言葉が並んでいくと思いますが、うまく関連付けることで、突拍子も無いストーリーができるかもしれません。

 無理にすべてを使う必要はありませんし、後から追加しても良いでしょう。組み合わせておもしろそうな言葉をキーワードにできれば、何もしてなければ思いつかないようなストーリーが思い浮かぶでしょう。


 前回取り上げた「三題噺」も似たような性質を持ちます。小説も同じように、誰かにキーワードを三つ出してもらい、それを盛り込んだ話を考えてみる、というのも良いと思います。


 アイデアというのは、脳内での連想ゲームから生まれるものだと思います。連想ゲームを続けていくことで、おもしろいアイデアが浮かぶのではないでしょうか。

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