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経験したことがないことは書けない

 どんな文章も、どんな絵も、必ず経験したことが取り入れられます。

 たとえ空想の世界であっても、どこかで見たり聞いたりしたことが加工されて出来たものです。どんなオリジナルキャラクターでも、必ず何かのモデルがあるようなものです。


 逆に言えば、経験したことが無いものというものは、絵で表現できないし、文字で書き表すことが出来ません。

 小説で言うなら、恋をしている男女の心情や、バトルシーンが挙げられるでしょう。恋をしたことが無い人は、恋をしている人の気持ちを書き表すのは困難でしょうし、バトルシーンは実際経験することがほぼ皆無なので、自身の経験を活かすということは出来ません。


 よく小説を書く上で大切なこととして、「様々な本を読み、映画やドラマを見なさい」ということが言われます。これによって、経験を増やすことが大切です。

 恋をしたことが無い人が恋をしている人の心情を書くためには、それをどのように表現すればよいかということを知ればよいのです。恋愛小説や恋愛ドラマを見れば、まさに自分が書こうとしていることが表現されているわけですから。

 バトルシーンも、実際に体験していなくても、バトルシーンを取り入れた漫画なんて無数にありますし、映画でも戦闘シーンの参考に出来るものはたくさんあるでしょう。


 小説は、自分が経験したことを、自分が表現したいように加工し、相手に伝えるために書き表すことです。そのため、自分の経験が多ければ多いほど、伝えるための表現方法が増えることになります。

 取材もその一つで、自分の知らない知識をどんどん取り入れるのに有効な手段といえるでしょう。


 たくさんの経験をすることで、表現したいことが増える。それを加工する力も必要となりますが、とりあえず関係なさそうなところでも、いろんな経験をしてみることが必要なのです。

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