第8話 ⑦ ドラフト作成・各話の校正
やっとです、やっと本番です(笑)
生成AIで創作するタイプの人って、ここまでのような事前準備が好きな人が向いているのかもしれません。
料理で言うと、調理する時間より、仕込みに命を懸けるタイプというか。材料を吟味して、本番前の準備ができていないとエンジニアリングタイプのAI小説って、本当運任せになってしまいます。
その辺はこちらのエッセイで書いたので、よろしければご覧ください。
_______________________________
AIで小説を作る可能性を語る~生成AI創作家のひとりごと~①
https://kakuyomu.jp/works/822139839926704226
AIで小説を作る可能性を語る~生成AI創作家のひとりごと~②
https://kakuyomu.jp/works/2912051595342654801
_______________________________
さて、話を戻します。
Geminiさん的にはここは現状Claudeをオススメしてきました。
私もここは否定のしようがありません。
⑦ ドラフト作成・各話の校正
【最適】 Gemini (全体整合性) / Claude (執筆)
理由: 実際の執筆はClaudeに「下書き」をさせると日本語が自然です。そのドラフトが「前の章と矛盾していないか」をチェックするのは、物語全体を記憶しているGeminiの役割です。
一度、Claudeで文章を書かせるとGeminiとかほかの生成AIとのレベル差に愕然とします。少なくとも現状はそういう状況です。
なんと言うか文章の間の埋め方が、日本語みたいな主語が曖昧で行間に含みの多い言語であっても、かなり自然な再現ができるのがClaudeです。
最新のOpus 4.6は格別ですがコスパが悪すぎるので、現状Sonnnet 4.6がメインです。とは言え、本業の人から見たらまだまだかもしれませんが、私が自分で作って楽しむレベルでは特段不満はないレベルに感じます。
具体的なプロセスを紹介します。
読み込ませるのは以下の4種類です。
・世界観設定(総合設定資料)(②の項)
・キャラクター設定(③の項)
・詳細プロット(⑤の項)
・執筆指示書(⑥の項)
これだけです。
これだけですが、ここまで読んだ方は分かると思いますが、この時点で2-3万文字は普通にあります。本文じゃなくて設定に必要な素材でこの量です(笑)
最終的に10万文字の作品では、毎回このくらいの分量になります。もっと短編になれば少し減りますが、それでも1-2万字の分量になります。
つまり、材料づくりに相当のエネルギーを割いているということなんです。
1年ほど創作をしていますが、このスタイルに落ち着いてきたのは、去年の末くらいでして、そこまではプロットの粒度で迷ったり、執筆指示書をちゃんと作っていなかったり、キャラクター設定が細かすぎてAIが混乱したり、というのもありました。
当然生成AIが進化しているので、1年前よりも作れる情報や精度も各段に上がっているということもありますし、読み込める情報量や把握できる情報量も上がっているということもあって、現状はここまで揃えられれば概ねコントロールした状態でドラフトが出てきます。
出てきたドラフトをどのくらい手直しするかは、作者の好みかと思います。
ただ一年前の手直しレベルに比べると明らかに文章自体の手直しの必要性は減っていると感じます。
設定を十分理解していなくて言動がおかしなところ、その場でこうやったらもっと良くなりそうと言うアイディアを足していくとことがメインになりつつあります。
結果的に、3000文字のドラフト+加筆部分で4000文字弱に一度膨れ上がり、推敲の段階でさらに加筆修正がされて結局3000~4500文字くらいに落ち着くという感じです。




