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俺は皇帝を辞めました~皇帝を辞めた俺は欲望のまま気の向くまま女とヤリながら生きていきます~  作者: エデンの園の魔界蛇


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43 一晩だけ皇帝に戻ってみた



「うぅん…」



 ビレーデに口づけをしたまま俺の手は服の上からビレーデの胸を触る。

 強く胸を揉むとビレーデは口づけの合間に熱い吐息をつく。



「服を脱がすね」



 こくりとビレーデが頷いたので俺はビレーデのドレスを脱がした。

 下着姿になったビレーデは恥ずかしそうに頬を赤くする。



「あ、あの…あんまり……見ないで……」


「どうして? ビレーデの身体はとても魅力的だよ」



 薄い下着姿でもビレーデの豊かな胸やくびれた腰や大きなお尻は分かる。

 俺はビレーデの下着も脱がした。



「ビレーデ。ちゃんと見せて」


「あ、あの……やん!」



 人妻とは思えないくらいビレーデの身体は魅惑的だ。



「女性は感じた方が子宮が下りてきて孕みやすくなるからね。ビレーデを感じさせてあげるね♡」


「ひゃあん!だ、だめ!……あ、あ、あぁんん!」



 俺がビレーデの身体を愛撫するとビレーデは甲高い声で啼く。



「ねえ、ビレーデ。子供が欲しいのは分かるけど何で「俺」を選んだの?」


「っ!!」



 その瞬間ビレーデの身体がビクリと震えた。

 そして俺を怯えたような瞳でビレーデは見た。



「子種だけが欲しいなら俺以外の男でもいいよね? ビレーデが俺を選んだ理由を教えてよ」


「そ、それは…」


「教えてくれないとここでやめちゃおうかな」


「に、似てた…から……あううん!」


「似てた? 誰に?」


「わ、わたしの…す、好きなひとに……」


「好きな人って旦那さんのこと?」


「っ!」



 ビレーデは押し黙る。



「正直に言わないとこれ以上はしてあげないよ。ビレーデ」


「っ! い、いや……」


「ビレーデには旦那さん以外に好きな人がいるの?」


「っ! あ、あの、夫のことは愛してます。それは本当です。でも、あの、私には初恋の人が……」


「それは誰なの?」


「そ、それは…ジルヴァニカ帝国の…皇帝陛下です……」


「え?」



 俺はビレーデの言葉に驚いた。



 ビレーデは俺のこと皇帝だって知ってたのかな?



「ジルヴァニカ帝国の皇帝は素顔を見せないはずだけどどこで見たの?」


「あ、あの、私は実はアイデ帝国の元皇女で。昔、ジルヴァニカ帝国の皇帝陛下がこの国にいらした時に偶然お父様と会談している皇帝陛下の素顔を見てしまったんです」


「その皇帝が俺に似てるの?」


「は、はい……皇帝陛下はまだ少年でしたがそれは、う、美しい方で私は年甲斐もなくその方に恋をしました。私は夫とは政略結婚で最初から夫を今のように愛していませんでした。で、でも、二人で生活するうちに夫のことを愛するようになりました。それは本当です!」



 必死に俺に訴えるビレーデの顔に嘘はないように思える。



「そう。その少年の皇帝に俺が似てるの?」


「は、はい。あの皇帝陛下が成長されたら、ハリーさんのようになるのではと思うくらいに……」



 まあ、ビレーデの言ってる通りだよね。

 俺がその本人なんだもん。



「それならその初恋の皇帝陛下に抱かれてると思いなよ。ビレーデ」


「……え?」


「だって初恋の人に抱かれているって思った方が感じるでしょ?」


「あ、あの……あううん!」


「ふふ、今だけビレーデのために俺はジルヴァニカ帝国の皇帝になってあげるね♡」


「ああぁ! 陛下あぁー!!」



 ビレーデは昔の初恋をした頃の俺を思い出しているのかうなされたように顔を火照らせながら俺を「陛下」と呼ぶ。



 う~ん、俺はもう皇帝は辞めたけど今夜だけビレーデのために皇帝に戻ってあげよう。



「ビレーデ。夫のために余に身体を投げ出すその献身の態度が余は気に入った。褒美に余の子種を与える。元気な子供を産むがいい」



 皇帝時代のことを思い出し俺は皇帝の時に使っていた口調でビレーデに話しかけた。

 ビレーデの瞳が涙で潤む。



「あぁ、陛下……光栄に存じます……ああ!へいかああぁーー!!」



 快感なのか初恋の皇帝に抱かれているという喜びなのかビレーデの身体が小刻みに震えだした。



「余の子種が欲しいか?ビレーデよ」


「……は、はい…へいか……」


「ビレーデよ。余の子供を孕む栄誉をお前に与える」



 人に命令することに慣れきった皇帝としての俺の言葉でビレーデの顔に喜びが走ったのを俺は見た。


 俺は皇帝の時には知識を得るために与えられた女しか抱いたことはない。

 婚約者のジュリエッタとさえ俺は関係を持たなかった。

 まあ、ジュリエッタは俺の好みではなかったということもあるが。


 それを考えたらこのビレーデは俺が「皇帝」として初めて自分の意思で抱いた女になる。

 そう思うと俺の中にも不思議な感覚が生まれた。



 皇帝だった時に俺がもし自由に女を抱いていたらこんな感じだったのかな。


 

「やああぁん♡ へ、へいかあぁ! ら、らめ、らめれすうぅーー!!」



 その声は俺の支配欲を刺激する。

 俺は伊達に10年間も皇帝をやっていない。

 セルシオは知らないかもしれないが皇帝である俺は絶対的支配者であること示すために冷酷で非情な決断をしたこともある。

 ビレーデを抱いているとその時の「皇帝」の俺を感じる。



「もっと啼け! ビレーデ!」



 俺は強い快感から逃げ出そうとするビレーデの腰を押さえ込み自分の子種をビレーデに与えた。




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