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詩集  作者: 蒼山詩乃


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4/4

Aseflect

透明な箱庭では見つけられない

焦燥を声高らかに歌う幻

息ができない

屈折の中で響き合う妄想は

代償の言葉によって払う

巡礼する思考で歪んだ表情は

共鳴した幻を見せる

とめどなく溢れる涙は

静かに暗闇へと溶けてゆく


染まる色に抗うことなく

記憶に汚れた泥を塗るのは

祈りと共に飲み続ける水となる

結びついた衝動は苦痛となり

眠りへと誘う

全てを手放すために


透明な箱庭で響き渡った

願望を抉り出すように歌う幻

胸を苦しめる

反射して映し出す妄想は

自らの姿を貶めてゆく

巡礼する言葉でくすんだ表情は

共鳴する幻を見せる

とめどなく溢れた涙は

何もかもをすり抜けてゆく


嗚呼、世界の隅では

今日も生み出される幻想が

歪んで移す終焉を願うばかり

見つけられない真実を探すために

迷路で永久に彷徨う


染まる色に抗うことなく

記憶に汚れた泥を塗るのは

祈りと共に飲み続ける水となる

結びついた衝動は苦痛となり

眠りへと誘う

全てを手放すために


抜け落ちた色を掬うように

記憶に汚れた命を宿すのは

祈りと共に作り替えた

声となる

結びついた衝動は絶望となり

眠りへと誘う

全てを手に入れるために

善も悪もすべて

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