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主人公が鈍感(←理由あり)過ぎて、全然進展しないじゃないか!  作者: true177
第四章 春の体育大会編(First---Spring Sports Day )

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034 年四回するらしい

第四章突入です!

 ーーー未帆視点ーーー


 「え、年に四回も体育大会するの?」


 始業式が始まって一週間後、未帆は驚きを隠せずにいた。


 ここ東成中学校には体育大会が年に四回ある。どうもこの東成中学校ができた時の初代校長が、『他の学校にはない新しいものを』ということで体育大会を年四回にしたらしい。紅白の勝敗は、四回の体育大会の点数を合計して決定するらしい。


 「で、春の体育大会はいつあるの?」


 「四月末。今から二週間後かな。」


 (早っ!)


 今から二週間で練習するのは少し無理があるのではないか。未帆はそう思った。


 「それだと、競技の練習ができなくない?」


 「大丈夫、競技は一体育大会ごとに六つ。体育の時間で二時間づつするから」


 それを聞いて未帆は、時間割に入ってくる平均の体育の時間を計算してみる。


 (競技が六つで掛ける二時間だから、十二時間で・・・・・・)


 一日一、二時間体育が入る。


 (なんだ。練習時間は普通で良かった)


 とりあえず未帆は一安心した。


 「で、春の体育大会の競技は、リレー、ドッヂボール、バスケ、サッカー、障害物競争、棒倒

し。ま、バスケとサッカーも全員出場なんだけどね」


 ドッヂボールやサッカーが体育大会の種目になっていていいのだろうか。まあきっと、他に思いつかなかったんだろう。


 「まあ、詳しいことは体育で聞くから、大丈夫だって。それより、もうすぐチャイム鳴るから授業の準備した方がいいんじゃないの?」


 時計に目をやると、後一分半しかない。


 「それを早く言ってよ!」


 「だって、未帆も話に夢中になってたじゃん」


 何も言い返せないまま、急いで授業の準備を取りに行った。幸い、チャイムが鳴る前には着席する事ができた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 その日の放課後。未帆は一人で不満そうに帰路に着いていた。不機嫌な理由は、六時間目の体育のチーム決め。亮平がいないからではない。亮平は部活中だ。未帆はまだ部活に入れていないため、帰宅部扱いだ。


 ドッヂボール、リレー、サッカー、バスケは男女別なのでまだいい。障害物競争もまぢい。


 問題は棒倒しだった。棒倒しとは、自分のクラスの巨大な棒を倒されないように守りつつ、他のクラスの棒を倒しに行くというものだ。


 亮平たち男子でも背が高い男子は棒を守る係。それ以外の男子は他クラスの棒を倒しに行く係。そして、女子はというと、自由である。担任や一部の男子が「女子は足手まといだ」と発言したため、自由行動となったのだ。


 (まったく、何考えてるのかしら。こうなったら、女子で他クラスの棒をたくさん倒してやれば分かってくれるでしょ)


 女子でたくさん他クラスの棒を倒そう、という決意を固めて、未帆は一人帰っていった。 

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