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杜の都のろくでなし〜人生いかにタコにスルメ〜  作者: 雪森蓮


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不憫ドミノ最終章~37.7℃の熱と、ベランダに揺れる欲望の短冊~

底辺作家が書く底辺生活者の話

大体実話。

Xに載せてる散文をまとめています。


火曜日 朝


起きた。


……まだ喉が痛い。


だるい。

咳も出る。

熱を測る。


”37.7℃”


…………。


_| ̄|○


なんなの?

なんなのよ?

僕、今まで滅多に風邪なんか引かなかったのに……。


そうだ。


僕は基本、風邪を引かない。

派遣元の担当さんにも、


「長谷川さんって全然休まないですよね」


なんて不思議がられたこともある。

インフルエンザが流行しても。

一人だけケロッとしていた。


それが

僕の数少ない自慢だった。


なのに、

ここへ来て。


骨折。

歯。

転倒。

風邪。


……今まで健康に気を使わなかったバチでも当たったんだろうか。


仕方なく職場へ電話を入れる。


スマホを置いて、

また布団へ潜り込んだ。


これじゃ

前給も当てにできない。


今月どうやって暮らそうか。


(´;ω;`)


僕は頭を抱えながら。


もう一度目を閉じた。



火曜日 昼過ぎ


ずっと寝ていたからかだいぶ楽になった。

喉の痛みも、少しずつ引いてきた。


颯太が置いていったアイスも食べきった。


……。


揚げどり食べたいなぁ。


(´;ω;`)


お腹すいたなぁ。


(´;ω;`)


颯太特製チキンスープも食べきった。


冷凍ご飯も無くなった。


休みの日も寝てばかりだったから。


買い出しにも行ってない。


そして何より。


お金もない。


(´・ω:;.:…


少し元気になってきたこともあって。


…………。


このあと。


休日出勤しまくるか。


僕は最後のクーリッシュを食べながら。


ぼんやりそんなことを考えていた。



火曜日 夜


昼にうとうとして、夕方目が覚めた。

颯太が置いていった牛乳に蜂蜜を入れて温める。


甘い。

喉にも優しい。

それを飲みながら、少しだけ書き溜めを進めた。


姫は僕の枕の上で丸くなっている。

明日は整形外科。


レントゲンを撮って

帰りに買い物でもして帰ろう。


流石にこれ以上

颯太に世話になるわけにはいかない。


そういえば。


今日は七夕だった。


まぁ

宮城県民の七夕は八月だから

あまり実感はないけど。


短冊くらい書いてみるか。


僕は紙切れを一枚取り出し。


ペンを走らせる。


『いつか宝くじで百万くらい当たりますように』


ベランダへ出て。

洗濯ピンチに挟んだ。


笹じゃないけど、

……まぁ、いっか。


僕は部屋へ戻り。


もう一度パソコンへ向かった。

気が向いたら読んでみてください。

カクヨムにも同じ話をのせてます。

よろしくお願いします。


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