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杜の都のろくでなし〜人生いかにタコにスルメ〜  作者: 雪森蓮


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風邪とベローチェの噂話と、のたれ死にを救ってくれるツンデレな嫁

底辺作家が書く底辺生活者の話

大体実話。

Xに載せてる散文をまとめています。


日曜日 朝


目が覚めた。

喉が痛い。


_| ̄|○


風邪かよ……。

昨日はあんなに早く寝たのになぁ。


その時

足元で姫が


「にゃー。」


「ああ、ご飯な。」


ふらふら起き上がってカリカリを入れる。


ピロン。


グループLINE。


海斗だった。


死んでるか?!

昨日、東口のベローチェでお前話題になってたぞ!


「長谷川さん、今朝死にそうな顔してギリギリに来てたよね。」


「あー……分かる。てか、あの人いつも死にそうな顔してない?」


「やばいよね。毎日何してんだろ。」


「骨折したんだよね。」


「なんか赤い杖ついてたよ。」


「3倍早く治るように?www」


「wwwww」


俺、吹いたわw


…………。


だから昨日、みんな親切だったのか。


僕はスマホを持ち上げる。


僕、風邪引いた。

今日は寝る。

連絡いらん。


送信。


布団へ戻る。


今日は本当に寝る。



日曜日 夕方


今日は本当に体調が悪くて、ほとんど眠っていた。


夕方。

ふわっと、いい匂いがする。


「……ん。」


目を開ける。


「お、起きたか?」


いつもの颯太だった。


気が付くと、額には冷えピタ。


「あ……颯太。」


「すまん……。」


思わず謝る。


すると。


「お前じゃなくて姫の世話に来たんだよ。」


「お前はついで。」


そう言いながら笑う。


「風邪薬と、鍋にうどんあるから食え。」


「じゃ、帰るわ。」


「奏が死んでると姫が迷惑なんだから、明日までに治せ。」


そう言って帰っていった。


姫は


缶詰。

ちゅーる。

かつぶし。


どうやら豪華な晩餐だったらしい。

満足そうに足元で丸くなっている。


……。


運はない。


でも

あいつらがいれば。

とりあえず孤独死は避けられる気がする。


そう思いながら、うどんを食べた。

うまかった。


もう休めないよな。


……。


とりあえず。


一話くらい更新しよう。


僕はパソコンを開いた。



日曜日 夜


結局

今日は何もしないで寝ていた。


最近思う。


僕、颯太がいなかったら、のたれ死んでるかもしれない。


喉はまだ痛い。


でも

明日は仕事に行けるくらいには復活してるといいな。


給料日前。


カウントダウン。


財布の中も、かなりやばい。


しかも。


来週は整形外科。

その分も残しておかないといけない。


…………。


病院。


ツケ払いにしてくれないかなぁ。


(´;ω;`)


そんなことを考えながら、


僕はいつもより少し早く布団へ潜り込んだ。

気が向いたら読んでみてください。

カクヨムにも同じ話をのせてます。

よろしくお願いします。


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