【20時】の絶望と、伊能さん(仮名)からのグリシン三十グラムの誘惑
底辺作家が書く底辺生活者の話
大体実話。
Xに載せてる散文をまとめています。
木曜日 朝
休みなので布団でダラダラしていた。
その時。
カタカタカタカタ……
(; ・`д・´)?!
地震だ。そんなに大きくはないけど、長い。
慌てて本棚を押さえ、揺れが収まるのを待つ。
すぐスマホを見る。
「青森 震度6強」
最近よく揺れるなぁ……。
休みの日でよかった。
そう思って前給姫を見ると。
ひっくり返って、いびきをかいて寝ていた。
お前、野生の欠片もないのな……。
なんだか一気に力が抜けた。
◆
木曜日 夜
え……?
時計を見る。
外を見る。
もう一度時計を見る。
【20時】
え?
確か昼ご飯を食べて
シャワーを浴びて
少し眠くて横になっただけだった。
20時。
嘘だろおい。
(´;ω;`)
四時間以上寝てたのかよおおお。
今日は休みだった。
洗濯も
買い物も
何もしてない……
今日が終わった。
ええええ。
(´・ω:;.:…
書き溜めが少しと、
更新が少し。
それだけが今日の成果だ。
前給姫は、
「やっと起きたか」
と言わんばかりにカリカリを催促してきた。
姫にとっては、いつも通りの一日だったらしい。
◆
木曜日 深夜
やばい。
眠れない。
昼間の四時間寝落ち。
……あれのせいだ。
そういえば、その前にも一時間寝落ちして昼ご飯がずれたんだった。
寝ないと明日仕事なのに。
「あ、そうだ」
起き上がってキッチンへ向かう。
職場の伊能さん(仮名)からもらったグリシンがあった。
「生活リズムが崩れて寝つき悪いんですよ」
そう話したら、わざわざ持ってきてくれたのだ。
三グラム飲めばいいらしい。
じゃあ三十グラム飲めば即寝落ちできるんだろうか。
……いや。
怖いから用法用量は守ろう。
怒られそうだし。
残っていたグリシンを三グラム飲んで、布団へ戻る。
今日は朝から頑張って四話更新した。
あとは眠れれば勝ちだ。
姫を抱き上げる。
「にゃ」
迷惑そうな顔。
前足で頬をぺちっと押された。
……ですよね。
嫌がる姫を抱えたまま布団へ潜り込む。
頼む。
今日はちゃんと眠らせてくれ。
気が向いたら読んでみてください。
カクヨムにも同じ話をのせてます。
よろしくお願いします。




