【ベローチェの最新ゴシップ】「底辺のイマジナリー彼女」~海斗の爆笑巡回と強奪シチュー~
底辺作家が書く底辺生活者の話
大体実話。
Xに載せてる散文をまとめています。
水曜日 昼前
朝、目が覚めて、
休みだよな、、
と、また寝た。
気がついたら10時を過ぎていた。
あ、パン屋のパン買って朝食べよう!
思い立って外に出て、確かこの辺、、、と思っていたパン屋は、
なくなっていた(´;ω;`)
世の中の移り変わりというものは、、、
少し寂しい気分になったけど、お腹は空いていた。
よし。ついでに買い物。
少し大きなスーパーならベーカリーがある。
僕は足を伸ばして駅まで行くと、
この時間のスーパーは、流石にお年寄りが多いなー、、
なんて、つらつらと見回す。
見事な品揃え。
綺麗な陳列。
いい感じの音楽。
僕はすっかり舞い上がり、いつもなら手に取らないような品物をポイポイとカゴに入れた。
セルフレジを通して金額を見て固まった。
:(;゛゜’ω゜’):
よ、、、よんせんななひゃくはちじゅうにえん?!!!!
僕、パン買いにここまで来たのに。
どうしてこんなことに。
でもチキンな僕は返品も言い出せず、カード決済をして部屋に戻る。
だめだ!
あのスーパーに時間のある時に行ってはいけない!!!
でも。
出来立てのお弁当は夢のように美味しかった。
◆
水曜日 昼過ぎ
今日は冷蔵庫の中にいた瀕死の野菜をぶち込んで、ホワイトシチューを作った。
今から煮込めば、夜と明日のお昼には食べられる。
明日のお昼はシチューと、今日買ってきた塩パンだ。
柿も梨もまだあるから、どっちか剥いて持っていこう。
しめじが10日くらい前のものだから、ちょっと気になるところではあるが。
見た目は普通だったからいける。たぶん。
煮込んでいる間に書き溜めをする。
歴史物って資料が少なくて泣ける。
しばらくパソコンに向かっていたけど、なんだか眠くなってきたなーー。
とりあえずシチューの火を止めて。
ベッドにダイブして、YouTubeでも見るかー、、、
◆
水曜日 夕方
予定通りシチューを作った。
水を入れすぎてスープになったけど、これはこれでうまい。
買ってきたチーズパンも添えた。
早めの夕飯にしようと食べていると、海斗が来やがった。
いや、いらっしゃった。
「よー! 最近連絡ないから、生きてるのかと思ってな!」
「うるせー! 更新はしてるだろ! この間ちょい死んでたけどな!」
「あー、、、なるほど(・∀・)ニヤニヤ」
「何がなるほどだよ!」
「いや? なんかお前に彼女ができたって噂を小耳に挟んでな?(・∀・)ニヤニヤ」
「は?!(; ・`д・´)! なんだよそれ!!!」
「いつものレディ達が噂こいてたぞ?」
『底辺、彼女できたらしいよ!』
『ええー?!! 底辺なのに?!』
『料理上手のマメな彼女らしいよ!』
『まさかーー!!! あの底辺に!』
『ないわーー』
『え? アンタ、優しそうで良いって言ってたじゃん!』
『見てるだけなら面白いじゃん。見てるだけならwwww』
『てか、イマジナリー彼女じゃね?』
『うわーww ありそう!』
『ぎゃはははは!』
「……だとよ。で? そのイマジナリー彼女に振られて、落ち込んで体調崩したん?」
、、、、
、、、、、
、、、、、、、
おばちゃん!!!!(´;ω;`)
◆
水曜日 夜
「おっ、うまそうじゃん!!」
海斗は目ざとく見つけた僕のシチューを平らげ、さらにチーズパンまで食べ切った。
「彼女によろしくな!!!(・∀・)ニヤニヤ」
そう言い残し、姫への貢ぎ物のちゅーるとカリカリを山ほど置いて去っていった。
「その噂、どこで聞いたんだよおおお(´;ω;`)」
と、半泣きで問い詰めると、いつものベローチェで聞いたらしい。
昼にコーヒーを飲みに行くと、時々あのレディ達がいるんだそうだ。
しかも、声がでかいから近くに座っていると嫌でも聞こえてくるらしい。
海斗の会社のビル、僕のところと近いもんなぁ、、
てか、なんで彼女、、、
おばちゃん、、、
明日、、
明日行きたくない、、、
(´;ω;`)(´;ω;`)
僕はいつにも増して、明日からの4連勤を全部サボれないかと心から思っていた。
気が向いたら読んでみてください。
カクヨムにも同じ話をのせてます。
よろしくお願いします。




