【磨きがかかる不憫属性】「マジでお祓い行け」~塩竈神社への遠隔祈祷と親子丼~
底辺作家が書く底辺生活者の話
大体実話。
Xに載せてる散文をまとめています。
金曜日 朝
目が覚めた。
隣の姫は
やはり普通に三毛猫だった。
猫耳はついてるけど、
顔は毛だらけだった。
そして。
僕の顔も毛だらけだった。
……。
姫?
夜中、顔に張り付いてた?
起き上がって顔を洗う。
毎晩のように願ってるのに。
一向に異世界転生できる気配がない。
なんでだ。
異世界の貴族くらいには、
なっててもいい頃じゃないか。
唇はまだタラコだけど
だいぶ落ち着いてきた気もする。
(・∇・)
あーーー。
行きたくねーーー。
うちに居たいなーー。
(´;ω;`)
明日行けば休み。
明日行けば休み。
僕は今日も概念モード(*ΦωΦ*)で、
日給いちまんえんを手にするため、
家を出た。
◆
金曜日 昼
お昼に行こうとしてスマホを見ると、
海斗からLINE。
海斗
「死んでるかー?」
「今日、昼に会社いるから、時間合うなら奢るぞー?」
僕は見た瞬間、光の速さで返信。
「かしこまりましたッ!!!!」
「どちらに伺えば宜しいでしょうかッ!!!!!」
海斗
「wwwwwwww」
「なか卯でいいか?wwwwww」
というわけで。
お昼は海斗の奢りで、なか卯。
焼き鳥親子丼みたいなのの大盛りと、
冷やしうどんみたいなのを、
もりもり食った!
両方とも、
前歯に優しいメニューだ。
ありがたい。
食べながら海斗が言う。
「てかお前、マジでお祓いした方がよくねーか?(・ω・)」
「前から属性あったけど、最近磨きかかっとるぞ。」
やかましい。
前からってなんだよ。前からって。
てか。
何の属性だよ(# ゜Д゜)
まぁ。
うん。
最近、会社でも言われるし。
そのうち塩竈神社あたりで、
本気でお祓いしてもらおうか……。
ちょっと悩む。
とりあえず今日は、
塩竈神社の方角に向かって、
お祈りだけしておいた。
そして。
昼飯は大変満足した。
◆
金曜日 夜
アパートに着いて、部屋へ向かうと。
なんか、いい匂い。
部屋に入ると、颯太がいた。
「(=゜ω゜)ノぃょぅ」
「飯作ったぞー。」
「おお(゜д゜)!」
三色丼じゃん!!
甘辛く煮付けた鶏そぼろ。
少し味濃いめの炒り卵。
小松菜を胡麻油で炒めたもの。
その上から、
薄めの出汁が効いたタレまでたっぷり掛かってる。
汁物は野菜スープ。
こっちも少し薄味だ。
「まだ唇治ってないだろ?」
……。
さすが颯太ママ!!
(´;ω;`)
お昼といい。
この夕飯といい。
今日は嬉しくて泣ける。
(´;ω;`)
「お礼はちゃんと毎日更新な。」
( ̄ー ̄)ニヤリ
「もちろんですとも!!!」
僕と颯太は二人で、
丼をたっぷりとかき込んだ。
食べ終わると、
「また来るよー(´∀`*)ノシ」
と、颯太はスクーターで帰っていった。
僕は姫と一緒にその背中を見送り、部屋に戻る。
そして、
パソコンに向かった。
気が向いたら読んでみてください。
カクヨムにも同じ話をのせてます。
よろしくお願いします。




