【冷蔵庫様の呪縛】休めない理由がある!~よろよろ隼号と予約できた歯医者~
底辺作家が書く底辺生活者の話
大体実話。
Xに載せてる散文をまとめています。
月曜日 朝
昨日は疲れていたのか、
二十時を過ぎたあたりから記憶がない。
明け方に少し目が覚めたけど、そのまままた寝てしまった。
昨日の夜は颯太が作ってくれた雑炊。
今朝は海斗が買ってきてくれたゼリー飲料。
なんとか腹に入れて、
よろよろと仕事へ向かう。
(´;ω;`)
冷蔵庫様の支払いもあるし。
休めない……。
唇はまだパンパン。
しゃべれなくはないけど、
笑うと痛い。
歯は昨日応急処置してもらった。
「硬いものは避けて、早めに受診してくださいね。」
と言われたけど。
……。
この唇じゃ、
半月くらい無理だよなぁ。
(´;ω;`)
てか。
カミサマ?
僕、お願いしましたよね?
これ以上、変なイベントはいらないって。
カミサマーー???
僕はよろよろと、
今日も隼号を漕ぎ出した。
◆
月曜日 昼
朝、職場に着くと。
「(´・ω`・)エッ?」
「長谷川さん?!どうしましたか?」
「なんかすごい顔になってますよ!!」
優しいメンズや優しいSVに、何度も声を掛けられた。
たらこ唇は流石にグロなのでマスクをしていたけど、
目の周りの青タンだけは隠しようがない。
「あ、はい……。」
「階段で転んで……。」
向こうでは女子がちらちらこちらを見ている。
今日隣になったおばちゃんは、
飴とチョコレートをたくさんくれた。
(´;ω;`)
……。
たぶん。
いや。
間違いなく。
また変なあだ名が増えてる気がする。
そう確信しながら、
僕は海斗が箱で買ってきてくれたゼリー飲料を、
昼ご飯代わりに飲み込んだ。
◆
月曜日 夜
今日もなんとか終わった。
まだ唇はタラコだし。
青タンもある。
でも。
歯医者も明後日ちゃんと予約できた。
(´;ω;`)
帰り際。
少将に、
「長谷川さん……。」
「本気でお祓いした方がいいですよ……。」
と、真顔で言われた。
(´・ω:;.:…
ダヨネ。
ダヨネ。
なんだろう、
この二か月。
……。
鳩もちゃんと助けたのになー。
僕は家に帰って、
颯太の差し入れの卵雑炊。
鶏ひき肉入り。
それをずるずるとすすりながら、ため息をついた。
気が向いたら読んでみてください。
カクヨムにも同じ話をのせてます。
よろしくお願いします。




