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杜の都のろくでなし〜人生いかにタコにスルメ〜  作者: 雪森蓮


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【情緒ゼロ】仙台七夕花火の浴衣軍団と、親友2人の「誰が行くかwww」

底辺作家が書く底辺生活者の話

大体実話。

Xに載せてる散文をまとめています。



水曜日 朝


曇ってるけど、少しだけ日が差してる。


あー……。

今日は暑いんだろうなぁ。


(´・ω:;.:…


今日から四連勤だ。


週五勤務なんだから、

三日おきくらいに休みにしてくれればいいのになぁ。


てか。

行きたくない。

帰りたい。


まだ家だけど。(定期)


何とか働かなくても、おちんぎんを得る方法はないものか。


鳩……。

あの鳩。


大金持って恩返しに……。


はよ。

はよう。


( ゜д゜)ハッ!


でもなぁ。


宝くじすら買えない、この経済状態では。


今度、公園を散歩したら

当たりくじでも落ちてないかな。


……。


いや。

休日の歩数が0とか一桁じゃ。

そんな幸運に、そうそう当たらないか。


不憫は当たるのに。


そんな妄想をしていたら

時間がなくなっていた。


行かなければ……。


λ…………トボトボ


姫はこっちを見ることもなく、

しっぽだけ、ぱたんと一つ振った。


◆


水曜日 昼


今日は隣が伊能さん(仮名)だった。


「長谷川さん。足の具合はどうですか?」


と聞かれたので、


「はい。まだ完治ではないですが、順調です。」


と答えておいた。


嘘ではない。

事実だ。


すると。


「カルシウムはきちんと摂っていますか?」


「タンパク質は?」


「毎日続けることが大切ですよ。」


「足が良くなったら、少し歩くことも大切です。」


懇々と諭された。


……。


カルシウム。

最近飲み忘れている。


だが

そんなことを言おうものなら

三倍くらい諭される。


それが最近分かった事実である。


「大丈夫です。」


「きちんと飲んでいます。」


「散歩も、なるべくするよう心がけます。」


(大嘘)


そう伝えた。


目が泳いでいたのは、言うまでもない。


◆


水曜日 夕方


帰り道。


駅の駐輪場へ行ったら……

浴衣姿のお姉さんや、お兄さんがたくさんいた。


「何?」


と思ったけど。


あー……。

花火大会か。


そういや七夕まつりだもんなぁ。


高校の頃、海斗や颯太と行ったのが最後かも。


花火大会も、

七夕も。


こっちへ戻ってきて三年。

何度か機会はあったのに、一度も行ってないや。


ふと思い立って、

二人にLINEしてみた。


「花火大会、行くの?」


送信した瞬間、

画面いっぱいに花火が上がった。


おお!

ちょっと感激。


そして返ってきた返事は

二人とも、


「誰が行くか!あんな混んでるとこ。」


( ͡° ͜ʖ ͡°)


「アレに行くのはガキとリア充だけだろwww」


……。


情緒のない奴らだ。


昔を少し思い出しながら

僕は遠い目で隼号にまたがり、

家路についた。



気が向いたら読んでみてください。

カクヨムにも同じ話をのせてます。

よろしくお願いします。


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