表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
前向きに‼レジ業務体験記  作者: 登本


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

20/30

18. 4月デビュー ウンはもうない

今日は、身も心も重い。違算報告書。

今まで、沢山失敗をしたけど、違算は出した事が無いのだ。ある意味奇跡だったのかもしれない。ハア〜ためが息でる。やる気、元気、根気。

 打刻前に本間サンに会う、

「登坂サンすご〜い‼昨日、違算ゼロだったンでしょう?レジ袋のシステムエラーで皆大変だったのに、やるね~」

と、ご機嫌でどこかへ行ってしまった。

ハア〜ため息。知らないンだ。私のやらかした事。凄い金額を叩き出してしまった事。レジ袋の値段の何倍か?聞いたら、驚くぞ。ハア〜ため息しか出ない。


仕事だ。


レジへ付いた瞬間に統括から、

「登坂サンちょっと」

連行された。犯罪者になった気持ちだ。

私が帰宅した後、若いママはお金を払いに来たらしい。日課で家計簿を付けるため、レシートを財布から抜こうと思ったら。ないので、支払い忘れた事に気付いたらしい。つまり、違算はなくなった。えっ!

「ホンマですか⁇」

思わずでた。広島弁と満面の笑み…

良かった。良かった。でも、

「有人レジでお金をもらい忘れたなんて、考えられない。レジはお金をもらう所でしょう。もっと集中してください。」

と、言われた。

「ハイ。」

もう、絶対にそんなミスはしない。と、ギラギラした目で、しっかり返事をしたのだ。


その後、何事も無く、休憩に入り、夜食を食堂で食べた。


しばらく、経つと、

トイレに行きたくなった。これは大きいヤツだ。ちょっと食べすぎたか?と、思いつつ、トイレに行く事にした。

このスーパー、ちなみに、トイレと口に出してはダメなのだ。トイレの事を《一番》と言う。だから

「一番行って来ていいですか?」

と伝えるのだ。コレ、ちょっと恥ずかしい。普通にトイレの方が私には合っているのだ。もしくは、お手洗い、でもいいと思う。決まりだから、一番と伝えるのだ。ついでに、休憩の事は、《お電話》と言う。同じくらい恥ずかしい。今どき、お電話って言わないよ。でも、決まりだから言う。

その後、しばらく

トイレから出れなくなってしまった。

お腹を、壊してしまったのだ。トイレから出た瞬間に行きたくなるのだ。

ピンチしかやってこない。


もう無理だ。早退するんだと、心に決めて、トイレから出た瞬間に店内放送で

「一番のお電話お願いします。と聞こえた。」

翻訳すると?トイレで休憩をお願いします。

えっと…いいのか?私もう少し休憩しても?

ありがたい。本当に調子が悪いのだ。

防犯カメラで見たんだ…私が、ちょうどトイレから出た時に放送するからタイミングが合っている。

ありがとうございます。と防犯カメラに、お辞儀をしてから、トイレに帰った。

その後レジに帰ってこないので、

「登坂サン大丈夫?」

とトイレに呼び声が聞こえる。

「放送までしてもらってすいません。今日は、早退させてください。」

と言って帰る事になった。


帰り際

「放送ってなに?」

と聞かれた。ちょっと考えて、

「一番にこもっているとき、お電話どうぞって言われたので助かったンです。ちょっと、離れられなくて」

翻訳すると、つまり、

トイレにこもっていた時に、休憩してから、戻っておいでと放送があったので助かりました。と私は伝えたのだ。

ウン、違った。本当に電話の呼び出し放送だった。一人で防犯カメラに、お辞儀してしまった。


今日は、最後にウンを全部出しきってしまった。

う〜〜んと、

明日も頑張ろ〜










評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ