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前向きに‼レジ業務体験記  作者: 登本


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14/30

閑話 年末年始のある日。

 店内を歩いていたらお金を拾った。1円だ。

1円でもお金だから、サービスカウンターまで持って行く。山野サンが

「これは、落ち金といいます。」

教えてもらった。

落ち金。へーそのままだ。

さらに、歩くと5円拾った。また、サービスカウンターへ届ける。山野サンだ。

2度あることは3度ある。次は10円だ。私の歩くところにお金がある。金額が上がって来た。金運アップの予感。それに徳を積んだ気がする。目線を下に、キョロキョロしながら歩く。お金。落ちてないかな?あった、あった、

まさかの5千円だよ。グレードアップ。

これは、懐へ入れてもいいのでは?

悪魔の囁きが聞こえる。そもそも、このお金拾ったのは私だよ。聞いて来よう。またサービスカウンターへ行く。山野サンだ。

「この今日、拾ったお金どうなるんですか?

「えー、すご〜い。5千円拾ったの?最高金額じゃない?」

「はい。少し気になって、」

本当は、すっごく気になる。

「私もね、昔ね、一万円札拾ったことがあるの。その時、聞いたとがあるの。結局、警察に届けるんだけど、一年後だいたい、お店のものになるんだって、」

やっぱり、ね。

「お店のお金はどこに行くんですか?」

「全店から集まったお金と、会社もお金を出して、さらに合わせて、寄付や、チャリティーイベントをしてるんだって。」

いい会社だ。

やっぱり徳を積んでおくか?倍になって帰ってくるかもしれない。

「落ち金です。」

と、渡した。

帰ろう。

明日、良いことありそうだ。




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