ep.13 最後の晩餐
少し言うなら、このepは、前半・さとり視点、後半・涼七視点
このepは、最後の晩餐要素も晩餐要素も無いんだけどね。つまりタイトル詐欺…かも?タイトル詐欺だと自覚してるならダメじゃん…
─露がフライハイトの両親に会ってから3週間が経過─
──私…古明地さとりはまた、しばらく学校を休んでしまった…
「露…」
私は、家にある自分の部屋でずっと「露…」と呟いていた
それから、何分が経過したんだろう…涼七が来た
「ねぇ、さとり…寂しい気持ちは、分かるけど…そろそろ、ご飯食べないと…」
「ご飯…?まだ、起きて数分だよ?それに、まだ夏休み初日でしょ?」
私は、起きたばっかなはずなのに何故か喉が痛かった…
私は、学校でまたいじめられて…回復していた、心が疲弊したから、学校を休んだ。
「夏休み初日で、起きて数分?外…見た?夜だよ。しかも、夏休みから3日経ってるよ…」
涼七にそう言われて窓の外を見た…さっきまで明るかったのに今では、暗い…
「あれ…?暗い…なんで……さっきまで」
「やっぱり…時間間隔が無くなってる…ずっと籠っていたからもあるんだろうけど……さとり、露が居なくなってから壊れかけてるよ…さとりが一人暮らしとかだったら餓死して死んじゃうよ?」
その涼七の言葉に救われた気がする
露より、救ってくれた気がする……だけど、救ってくれた数じゃなくて…何から救ってくれただよね…私疲れたのかな
「ありがと…」
私は、涼七にそう小さく言う。
周りは、感謝してないって感じるかもしれない声量だった…だけど、今の私には精一杯の感謝だった。
──さとりは、心が読めるからって心を読むわけじゃない…なのに、いじめられて…愛している人に置いてかれて、突き放たれて……
(可哀想。)
私だったらそんなことしないのに…
目の前に居るさとりにご飯を渡す。
「何かあったら私を頼ってね」
「うん…本当にありがと、涼七」
「どういたしまして。」
そして、私はさとりの部屋から出る。
最近は、さとりがあんな感じだと心が痛い。
露と笑顔で居るところを考えると嫌な感じになる…どうして?分からない。初めての感覚。
さとりにありがとうって言われるともっと自分がさとりを支えないとって思う…普通、普通のはずなのに…何か違う…
考えるのを辞めたいから外に出る。
「少し、外出てくるね」
「うん、気をつけて」
霊夢が、そう言って送り出してくれる
近くの公園に向う…今の時代、公園にはなんにもなくてつまらないけど…静になるには、丁度良かった。
次回も露視点じゃなくて涼七視点かも?




