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校内で嫌われ者の僕と私の恋  作者: 如月碧
2-2 魔理沙編
40/52

壱拾壱話 黑ゐ翳(くろいかげ)

短め

冬のある日僕は、今音楽を聴いている。とても良い曲。特に『もうさ強がらなくていいんだよ 過去の涙ひとつ』と言う所が好きだ。

「何聞いてるの?」

「わぁ!?び、びっくりした…」

「ごめんごめんwで、何聞いていたの?」

「ええと…これだよ」

と言い、僕は霊夢に曲名を見せた。

「へぇ〜。家帰ったら聴いてみよ!」

それから、数日が経過した。霊が最近ゲームを開かなくなった。しかも、毎日来ていた霊夢もいきなり来なくなった。

「暇だなー…」

そんな事を呟いた。

「皆んな、僕の事嫌いになったのかな」

(流石にないか。)

もし、本当なら僕はこの世から去っている。

「…こんな事を考える暇があるならご飯食べないと。」

そして、リビングに向かった。そんな時

『ピンポーン』

と鳴った。

「はーい!」

そして、玄関に向かって…ドアノブに手をかけようとしたが

「…」

嫌な予感がした。

(なんだろう…ここでドアノブを捻って開けてしまったら。人生が終わるような気がして…)

そこで、ドアを開けようとするのをやめた。それから少しした後…

「居るのは分かってるから出てきてちょうだい?霊のお友達でしょ?」

「霊…」

だいぶ前に…

『私の家族ってさ…教団を作ってて。今まで私に関わってた人達皆んなその教団に支配されちゃって…って魔理沙にしても迷惑だよねwごめん。』

と言うちょっとした長文メールが送られた。

「警察に…」

そして、警察に電話を掛けて。玄関前に居た人達全員を連行してもらった。そして、霊に何があったかと思ったが今の私にはできないだろうから…そして、霊のことを忘れるようにしたのだった。

「…魔理沙大丈夫かな。」

「どうしたんですか?教祖様。」

「あぁ…大丈夫です。すみません。お客様に御迷惑をお掛けしてしまって。」

「いえいえ、大丈夫ですよ。迷惑なんて!教祖様は、お仕事で疲れているでしょうし。この程度大丈夫です。」

「なら、良かったです。」

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