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校内で嫌われ者の僕と私の恋  作者: 如月碧
2-2 魔理沙編
38/53

玖話 男の娘の恋

今回は、短め。

ある日、僕は霊と連絡をしていた。もちろん、僕からだ。

『ねぇ』

『何?』

『恋愛がしたい。』

『いきなりだねw』

『いや、さ?僕女装しているから気持ち悪いって言われるし、男からナンパされるし。』

『いっそ、ボーイズラブしたら?』

「っな!?、霊は何を言ってるの!?」

『な、何を言ってるの!』

『あはは!冗談だよ!』

そして、ある程度メッセージのやりとりを終わらせて。僕は、何を思ったのか外に出た。何かがそうさせたような感覚があった。

「はぁ、やっぱり帰ろ」

そう思った時。

「おい、そこの嬢ちゃん」

「えっ…え?僕?」

「君以外誰がいるの???」

「いや、え?男が男にナンパされるって…」

「あぁ?男ぉ?嬢ちゃんがぁ?ねぇだろ」

「じゃあさわ…」

「まぁ、良い。男でも女でも関係ねぇ。可愛ければそれで良いんだよ。」

あたおか発言をしてきた、目の前の巨体男。普通に引いてしまった。そして、僕がその男の事で困っていると。

「はぁ、さっさとどいてくれん?あたおか野郎。」

「あ?今、なんった。」

「あたおか野郎。さっさとどけ。はい。これで良い?」

「おい。死にてぇのか?」

「本心から死にたい人間が居ると思う?」

「1回痛い目合わせねぇといけねぇみたいだ…な!!」

そして、殴ろうとしてきたその男の拳が僕に届くことなく。

「おい」

と一人の女性の声が聞こえた。

「女の子に拳を振るうって男としてどうなの?」

「いや、僕男…」

「あ?部外者が黙れぇ!」

バンとその男の拳が彼女の頬に思い切り当たった…が彼女はびくともせず。

「そんな程度???」

と余裕な表現・声色で言ったのだった。

「ば、化け物が!」

そう男は言って去って言った。

「大丈夫?」

「うん…だけど、僕男。」

「そ、う。へぇ…ええと、なんかごめん。」

「別に良いよ…」

彼女の優しさに僕は気づかず心を奪われた。

「貴方、名前は?」

「僕は、霧雨魔理沙」

「魔理沙って言うんだ〜。私は、博麗霊夢。よろしくね!」

そして、僕の恋が始まった。

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