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校内で嫌われ者の僕と私の恋  作者: 如月碧
1-3 文化祭・女体化編
20/53

十九話 文化祭

「ねぇ、露?」

「なに?」

ある日、さとりに声をかけられた。

「もうすぐ文化祭の準備が始まるって」

「え?どこ情報?」

「職員室」

「今年は体育祭も文化祭も無いと思ってたのに…」

「えぇ!一緒に回ろうよ!」

とさとりは言ったが僕は嫌な予感がしたその文化祭で何かがある…そう直感的に感じた。がその時の僕は気にもとめなかった。

「うん、まぁ仕事振り分けられるだろうからそれがない時間なら」

「やったー!」

とさとりがものすごい喜んでいて僕は嬉しくなった。さとりがこんなにも喜んでいると僕までも嬉しくなるからさとり、ルーミア、九鈴、霊夢、そしてこいし…彼女達の笑顔は僕を元気付けてくれて、生きる原動力にもなってくれるから僕は…と考えていると、前から九鈴とルーミアが来た

「ねぇ!お兄ちゃん」

「なに?」

「なんもなーい!」

「何もないなら呼ばないでよ!ま、良いけどね」

と僕らは雑談していたのだった。そして次の日の朝、ホームルームで…とその前に少し前から前の先生が問題を起こしてこの学校から去って新任の先生のレミリア先生がうちのクラスの担任になった。前の先生が起こした問題は…飲酒運転をして沢山の人を轢いたらしい。

「今日の五・六時限目に文化祭でするものと仕事の振り分けをするから覚えておいてねー!それじゃあこれで今日の事項を言い終えたので挨拶をします。」

「起立、気をつけ、礼っておとなしくやるかよ!指図するな!ロリ!」

「は?今何つった?もう一回言ってみろこの、鈴木山田ぁ!!」

「あ…」

鈴木山田と言う号令当番の生徒はレミリア先生の数ある地雷の中の『ロリ』を言って怒らせてしまったようだ。そう言えば、レミリア先生には妹がいるんだったけ…あくまで噂だけど…と考えていると礼って言われたので礼をしてそそくさと屋上へと向かったのだった。

「はぁ…」

僕は今屋上に居た…何故かレミリア先生と一緒に…ちなみに今は一時間目の途中だ。どうして屋上にいるかと言うと…やっぱやめとこ。てか

「どうしてレミリア先生がいるんですか?」

「いや、うちの生徒が授業をサボってると冷たい視線で見られるし、あなた最近暗い雰囲気を出してるから…」

「…はぁ、ろ…レミリア先生にはお見通しか…」

「うん…うん?今なに言いかけた?」

「なーんも!はぁ、じゃあ先生にだけ言います…誰にも言わないでください…先生も同じーーを感じるので」

「なんで、それを…」

「それは…」

それを僕はレミリア先生に話した。その話をレミリア先生はしっかりと聞いてくれた。そして、サボりをOK…されなかったのだった

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