表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

39/46

光の勇者

 私は聖 美琴(せい みこと)、容姿は完璧で、髪は金髪なのに清楚感が溢れ出ている。成績も優秀な為、いつも周りから聖女様と言われている高校二年生です。

 異世界転移されると知った時は、大変驚きましたが、神様の指示ならば仕方がないと思いました。

 因みに神様は、私より美しく、人形のような完璧な形でした。同性でも目を惹きつけるような方から、好きな能力を叶えてあげると言った時、神様と結婚する能力が欲しいかなと少しも思わなかったかと言うと嘘になるかな。

 結局、光魔法を強化できるスキルである、光魔法強化という、いかにもなスキルを手に入れた。

 転移してから驚いた事は、私が日本に居た時、聖女と呼ばれた事は誰にも言ってないのに、傷を癒すと、聖女と呼ばれることです。

 癒した人に理由を聞くと、大抵が、貴方様の美しくも、凛とした容姿で、癒されたからですと、言ってくるので、そうなんですねと思いました。

 他にも、風呂が何故か一人用なのに大きかったり、風呂場にメイドが洗いに来たりした事です。

 自然と、私の体を触ってきた時は、背筋が凍りました。風呂から上がった際に、体をタオルで拭こうとしていたので、私から自分で拭きますと言ったりもしました。

 こう考えると、風呂場での驚き要素が多いんですね。

 そういえば、光魔法というのが、回復特化で、攻撃に使えないのにとても驚きました。

 私の認識では、レーザーガンみたいな技があると思ってました。

 私は、野蛮?非常識でしたでしょうか?

 でも、私は人に攻撃したりするのは苦手なので、回復しか使えなくて良かったと思っています。

 今日も怪我人の治療です。大変ですが、頑張ります。


(安静にしてくださいね)

 そんな声を掛けて、次の怪我人の場所に行く。

 そんな移動時間の中で、治療の初期の頃を思い出す。

 あの頃は、小さな傷口でも体調が悪くなったりしていましたが、一週間、二週間と時間が過ぎていくにつれて、小さな傷口から中ぐらいの傷口、大きな傷口と慣れていきました。

 私はそんな慣れに、少しの安堵感と、少しの恐怖感を抱きました。

 しかし、辞める訳にはいけませんので、怪我人の場所に向かい、歩いています。


 そんな過酷な治療漬けの毎日を送っていると火、水、土、風の勇者との対面する機会があると伝えられました。

 私は、光魔法の為、戦う力を持っていません。

 その為、他の勇者と魔王討伐やそれまでのレベル上げをするんだと思い、私以外の四人の勇者が善良である事を祈りました。

 迎えた当日、風の勇者以外の方とお話が出来ました。

 んん、話した感触として、誰もが私に合わない感じでしょうか。私を甘やかしてくれそうな人は居ませんでした。

 ん〜、貴方はしっかり聖女らしき人にならないといけないだって?

 それは周りの人が押し付けた理想像であって、私ではありません。

 それに人間は堕落する生き物です。それに身を任せて何が悪いんですか?

 そういう点を踏まえ、火の勇者は自分の価値観を相手に押し付けるからダメ。

 具体例は、無駄に正義感を振り回し、ゴブリンからの襲撃を受けた村の住民であるAさんが助けを求めたら、私の意見を聞かず、すぐ様村に飛び込み、私を巻き添えにするパターン。

 土の勇者は、生理的に受け付けませんでした。理由はハッキリしませんが、美少女フィギュアを土魔法で、延々と作ってそう。少し主観を混ぜ過ぎたかもしれません。

 次に水の勇者。あれは厨二病の方でした。私が聞いてることに対し、手でのジェスチャー付きで毎回返し、何故か目を押さえたり、右手を震わしている。余り関わりたく無い人種かな。

 そうなると風の勇者しか残されていません。次の勇者の会合の時は、是非会いたいです。

 それにしても、風の勇者の席に置いてある神聖な木の葉をアクセサリーにしたいなぁと思いました。

 あんな美しい葉を首飾りや、髪留めにして、付けてみたいなと激しく思いました。

 一度、王城を出て、買い物に行かなくてはとも思いました。

 買い物に行きたいと言った翌日、買い物に行く事が決まりましたが、沢山の護衛の方が周りにいる事が条件らしいです。

 流石に、そこまでして服やら、アクセサリーを買うのは躊躇われた為、残念ながら諦めました。 

 しかし、沢山の服やらアクセサリーやらは王城に有ったらしく、様々な試着をしました。

 中には扇状的な格好の服もありましたが、そういったのを排除しながら試着していきます。

 そういえば、扇状的な服を退けた時、周りから落胆の声が上がったのを私の耳は聞き流しません。

 そういった目線や、行動はやめて欲しいんですが、不可能と分かっている為、何も言いませんでした。

 一番良いと思ったのは、白色と金色で、露わにしている肌の部分が全く無い服です。

 その服には、魔力回復速度の上昇というスキルが付与された服らしく、かなり良いものだと聞きました。

 その服は即決断し、他にも五個の服を選び、次はアクセサリー。

 アクセサリーは、スキルなどが付与された物が少なかった為、すぐに決めました。

 水色のペンダントで、真ん中にはサファイアみたいな濃い青が埋め込まれており、とても気に入りました。

 ハァ美しい。少し絵面はダメだが、誰も見てないから大丈夫でしょう。

 

 いつまでも見ていられるペンダントを心の拠り所とし、今日も一生懸命、治療します。


 あれ?私の休みって何時?

火の勇者から光へと変わっていきましたが、如何でしょうか?

 光の勇者はテンプレでは男じゃない?と思った方もいると思いますが、その予想の斜め上を行きます。何に挑戦してるんだ?と思います。

 次は、どの勇者の紹介でしょうか。確率は2分の一です。是非予想を!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ