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資金稼ぎ

現在俺は新しい宿にいる。

何故か?シャルムがいるため、狭いからだ。一人部屋に二人いたら狭い。

シャルム曰く、一緒に寝ればいいじゃん。

俺曰く、ロリコンじゃない。なので、1日銀貨一枚の所にした。

何と1日で宿代1万円。その代わり、一部屋にベットが二つある。

更に、宿の三階に公衆浴場が有るらしい。

俺は別に気にしないが、シャルムが風呂大事と言う。吸血鬼は水が苦手ではと聞くと、始祖はオッケーと言う。

まぁ、吸血鬼を倒したおかげで、資金は余裕があるが、いつ無くなるか心配なので、Cランクの依頼を受ける。

「シズ、オーク討伐の受領お願い」

(了解ー。頑張って)

今日も、勇気をもらったのである。

オークは北のゴブリンの森の奥にいるらしい。オーク一体討伐で銀貨五枚。

まぁとりあえず百体目指して頑張ります。

オークの情報として、足が遅く、肉が断ち難い。

そして体が大きく、魔法が使えない。Cランクの中ではお手軽らしい。

ゴブリンと五体ぐらい遭遇したが、首を刎ねて通る。

すると、一匹の足音が聞こえるため、木の上にジャンプで乗り、音の方を見るという事はしない。

何故なら木の葉だから。そう、相変わらずおかしな魔法を使う。風魔法で、オークを感知。

そして、挨拶のウィンドスラッシュ。すると首が落ちる。

「マジか、弱ー」

余りにも弱すぎて驚いた。だって、たかがウィンドスラッシュだぞ。スライム倒すやつだぞ。

まぁ今回はシャルムも連れて来ている。なのでシャルムに倒してもらう。

レベル1だから当たり前である。俺が探知、シャルムが倒す役のパターンが出来た。

これだと、俺が養ってもらっているだろうが、決して、断じて違う。

これが協力だ。

(ブラッドバレット)

彼女は、自身の血を操り、小さな球団を作り放つ事で、オークの頭が貫通して倒している。 これが血魔法。かなり有用そうである。

彼女に凄いと褒める。

(我を誰と心得る。吸血鬼の始祖だぞ。こんなの、我が力の一端でしかない。何故なら我は魔王に次ぐ実力者だからな!)

まぁ今回は役に立っているので、からかわない。

オークは何時も単体でいるため、 オーク百体程倒すのに昼から夜の一歩手前ぐらいかかった。「そろそろ帰るぞー」

(わかった)

― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―

奴隷

レベル20 名前 シャルム-オリジン-ヴァンパイア

種族 始祖吸血鬼

役職 氷結姫


HP 15000/15000

MP 1000/10000

攻撃力 950

防御力 850

素早さ 1050

器用さ 550

知能. 975


魔法

血魔法 レベルMax 隷属魔法 レベルMax

水魔法レベルMax. 氷魔法. レベル1

スキル

超速再生 レベルMax 不死レベルMax

 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―

帰り際に鑑定をする。

「は?シャルムさん。何故役職を?あとステータス高」

(役職は、ダークが冒険者ランクCと戦う前に決めて来た。そして、ステータスが高いのは種族補正だな)

「マジか。俺が最強だと思っていたが、一瞬で追いつかれるとは」

戦慄の目でシャルムを見る。

(なんだその視線。別に、封印から解放してくれた恩で、殺す事はしないから安心しろ)

ツンデレ頂きました。心配しても仕方がないし、俺の奴隷だし、復讐される事も無いだろうが、少し優しくして行こう。


主人公は大胆で無く小心者です。


オーク討伐を終え、銀貨五枚✖︎百匹の銀貨五百枚。金貨五枚である。宿に帰り、晩飯を食べる。

え?昼飯を食べてない?俺は木の葉だから、食事は趣味である。食べなくても生きていけるのである。

晩飯はパンにスープに肉。肉はオークの肉を使っているらしく、何の因果だ?と思った。

オークの肉は、噛みちぎりやすく、食べやすい。味付けもしており、とても美味であった。

シャルムも上機嫌で食べている。

(中々美味しいなー)

「そうだな」

食事も終えた為、風呂に入る。

風呂は男性、女性分かれているのと、個室と呼ばれる予約したら、誰でも入っていいものがあった。

俺は勿論、男性のみの風呂である。彼女も女性だけだ。

ラノベの主人公は、一緒に入るんだろうが、俺は小心者である。我ながら嫌になる。

久しぶりの風呂のため、一段と心地良かった。

シャルムも気持ち良かったらしく、鼻歌を歌っている。

最初、濡れている髪を見て、色っぽいなーと見惚れてしまったのは、秘密である。

改めて顔を直視すると、女神のようだが、性格が残念な娘だからなぁーとおもっていると。

(我は何か変か?)

純粋な疑問らしいので純粋に返す。

「綺麗だよ」

そう、何故かその日は、気分が昂まり、いつもは言わない事、言えない事を言ってしまった。

シャルムは反対の方向を向き、何も言わない。

かなり気まずい、カオスな状況を作ってしまった。

部屋に着いて、ドアを開ける時。

(ありがとう)

小さな声で言われたため、聞こえなかったので聞き返す。

「何だって?」

(バカヤロー)

大声で罵られた。

ベットに入り、横にシャルムがいるため少し緊張したが、時間が経ち、気を失いかけた時。

(起きてる?)

「あぁ」

(我を一人にするなよ)

「分かった」

(じゃお前のベットに入るな)

「お前を捨てるなって言う話じゃないの?」

マジで今焦っている。童貞の俺には荷が重い。一瞬で目が醒める。

(ガサガサ)

俺の布団の中に未確認不明生物が。

「おい、やばいって」

(焦りおって。大丈夫。ロリコンじゃないんだろう。襲わないんだろう)

「それはそうだが」

(抱き枕ー。気持ちー)

そんな最終通告を言い、シャルムは寝た。その夜、俺は緊張のあまり眠れず、朝になるまで起きていた。

金を手に入れ、何に使うのか?そして、ついに吸魂剣という、チート武器を手に入れました。誰の魂を喰らっていくのか。

次回、遂にシャルムと距離が変わる?


これを見て面白い、興味があると思った方は、是非ブックマーク、評価をお願いします。

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