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会議 4.5
「理解しようとするからっすよ。絶対に頭がおかしいやつですよ」
「トロンボーンのケース、藤棚の下、好きな同級生、公園」
「本気ですか」
「これに勝る台本はないだろう」
「最後にやっちゃいますか」
僕は四枚の手紙を全員集合した場で出した。
「以上が今回の学祭の台本だ。これを推理していく方向で進める」
真面目が板についた関本は手を挙げて反論した。
「俺は部分的に反対。これが真実だとしたら犯人を調子づかせる可能性がある」
「それなら全校生徒の中に該当者はなかった。それにうちには吹奏楽部がない」
吹奏楽部は三十年前に廃部になった。部員がいじめを苦に自殺したそうだ。
「反対二つ目、この中上瘴気がその自殺をした生徒の可能性は」
「その自殺に巻き込まれて焼死だと新聞で」
「それにこの手紙は新しい。昔のメモではない」
「反対三つ目、愉快犯を調子づかせる可能性」
「そんなの知ったことではないが」
「名前は出さない。そのまま台本に乗せない。何かありそうならストップさせる」
関本は一度言い出したら聞かない僕の特徴を知っている。
「当たり前だ」
とは言いながらギリギリでそのままに直すつもりだ。さぁ、学祭もあと一か月だ。




