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樫村の真実 3.5

「僕、知りません」

 樫村を問いただすと返された言葉に僕は頭を抱えた。樫村だとほとんど確信していたし、樫村の嘘なら見抜けると思っていた。

 既に桜庭と関本には聞いた。二人とも違うと話した。それは本当だろう。同時にこの二年の付き合いで樫村の身の潔白は既にこの態度で証明された。


 樫村は滅多に感情をあらわにしないし、その時は真剣な時だ。


 では誰だ。あの変な手紙を置くのは、明日会議をしよう。溝部はこの手紙でホラー放送する方向で桜庭と盛り上がっている。なんとなくよくない気もしている。

 だが、二人には神経質やビビりすぎと言われるだろう。そもそも谷本先生は反対する。


 あの公園に行ってみよう。だからといって何かが変わるわけではないのだけど、何となく見ておきたかった。公園から見えるこの高校を。

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