↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/12

二度目の怪文書 2.5

 またかよ。


 また怪文書。


 文江ちゃんってどれほど魅力的なんだよ。昨日今日書いた文章ではないけど、わざとそう見える加工も出来るからな。樫村に聞かないといけない。



「ちーっす、パイセン」


「風紀委員にチクるぞ」

 金髪の一年生、溝部が入って来た。頭には野球帽で「実は親父からのDVで十円はげがあって」と深刻そうに話し、周りには仕方ないと言われて帽子をかぶっているが、金髪である。

 短髪の金髪は本意ではないので、絶対に校則を変えてやると息巻いているが、先日は「わが校の女性はみんなレベルが低い。頭が悪くていいからもっとこう。とにかく偏差値を下げて欲しい」と言い、桜庭にビンタされていた。溝部は桜庭のことを言っていないと言ったが、もう言っているのも同じだ。



「そんなこと言わないでくださいよ」


「そんなことも言いたくなるよ」

 僕はツーブロックの頭をかいた。控室のソファーに腰かけてココアシュガーを取り出した。クーラーはガンガンで寒いくらいだ。


「今、パイセン。たばこにすればいいのにって思った」


「美味そうだから欲しいとは思った」


「しゃあない。あげるっす」


「クーラー寒くない?」


「どうせすぐに暑くなりますよ。おてんば娘が来るので」


「本当に桜庭のことが好きなんだな」

 欠伸をする溝部に桜庭はどんどんいじられる。それが桜庭は気に食わない。


「かっしーはまた変な顔してきますかね」


「あれは性分だからね」

 まるでたばこのようにシガレットを噛んでいる溝部は参考書を流し読み。僕はあのメモを取り出した。


「なぁ、溝部」

 参考書を顔に乗せて眠っていた。


 僕は中上瘴気のメモを読んだ。瘴気っていかにもガキだな。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。